クリニックのオープンも11月1日に決まり、現場はいよいよ最終段階に。
イメージ通りのフォルムです。残す一ヶ所は、繊細に大胆に仕上げたい所です。
光庭のタイルが貼り終りました。中央には木を植えます。
待合のソファが搬入されてきました。メーカーの方も自ら陣頭指揮をとっていました。
R形状なので、かなり精度が要求されます。
僅かに合わない部分があり、1ピースだけ修正されることになりました。 それでも、イメージを決定付けるには十分なボリュームです。ぐっと引き締まりました。
仕上げ、色、形状と、徹底的にこだわった座り心地の良いソファです。
2軒隣に建つのが、グリーン調剤薬局。
伊東内科クリニックの計画が決定してから、この地に建つことが決まりました。
途中で追い抜かされ、1ヶ月先に完成したのです。
実は3日程前から私は風邪気味でした。薬局の方から、風邪薬を頂いたのです。本当に有難いことです。私が一番目のお客さんになれました。
その名前の通り、徹底的にグリーンに統一されています。経営者の薬剤師さんに「なぜこの名前にしたのですか」と聞きました。
すると、現場日記の第一回目に「コンセプトは、木の葉が揺れるクリニック」とあったからと言われたのです。
背中がゾクッとする位の嬉しさと、身が引き締まる思いがしたのです。
大変溌剌とした女性で、かつ人当たりが優しく、気持ちの良い方でした。
内部を撮影しても良いですかと聞くと「どうぞ、どうぞ」と言って、そそくさと皆で奥に入られたのです。出来れば人物有りが希望だったのですが。
光庭に植える木は、来週クライアントと買い付けに行ってきます。
文責:守谷 昌紀