クライアントの院長と待ち合わせて、大阪府を南下。南河内郡へ向かいました。
古川庭樹園は山裾に広大な敷地をもち、主には植木屋さんへ木々を販売しています。しかし、アポイントを取れば、直接木を選ばせて貰い、販売もしてくれるのです。
大阪府を足の形に見立てれば、丁度かかとのあたり。
すぐ隣は、南北朝時代の武将、楠木正成で有名な千早赤阪村です。
今回は社長自らが案内してくれました。
どの人も、緑の中で暮らしているからか、何とも大らかで気持ちの良い人達ばかり。
同年代くらいのスタッフも、ずっと一緒に回ってくれました。
色々考えた末、まずは1本。オリーブにしました。これは建物の道路側に植えます。
これからも実を付けて貰うには、もう一本必要です。鉢植えを置くなど、対策を考えます。
光庭の木は悩みました。日陰に強い、カクレミノか、社長が提案してくれたイタヤカエデか。
最終的には、イロハモミジに決めました。思い切って大きめの木にすれば、上部の葉は光を受けれると判断したのです。
実際の森でも、下の方はそんなに光が当たらないはずですから。
開院が近づいてきた、院長は次から次へと来客があり、横から見ていても大変だと思います。
建築も若干残工事が残っており、気苦労を掛けています。
それでも、木々選びは良い気分転換になったと言って貰えれば、連れ出して良かったと思えます。クリニックまで送ると、すっかり日は暮れていました。
木々が入れば、いよいよクリニックに命が宿ります。
文責:守谷 昌紀