9月8日(日)は大安。雨予報の中、何とか雨もあがりました。
この敷地は、奥に入ると敷地が大きくなっています。
前日からの雨もあり、式典は入口側のやや狭い場所で。
神主が四方を清め祓います。
そしてまずは私の仕事。
砂山の草をカマで刈り取る儀式です。
これは開墾を意味するものです。
次にクライアントがクワで砂山に穴を掘ります。
その穴に、施工者が鎮め物を埋めて行きます。
今度は玉串の奉納。
右手で軸を持ち、時計回りに3/4回転。軸を神棚へむけてお供えします。
これはクライアントからなので、大雑把な流れはお伝えしておきます。それでも緊張するのが普通です。
乾杯して、滞りなく式典は終了しました。
この機会に、模型も、図面も一緒にお祓いして貰います。
この後、建物配置、高さを確認して貰いました。満を持して、掘方がスタート。棟上げは10月上旬あたりでしょうか。
文責:守谷 昌紀
◆メディア掲載情報
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記
1996年、25歳の時に生まれ育った大阪に設計事務所を設立しました。関西を中心に、東京、長野まで、注文住宅、クリニック、別荘、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。