先週の木曜日、現場での打ち合わせでした。
高台の家は、何故か雨の日が多いのです。
1階部分の強度が十分でたので、ポスト(支柱)がほとんど撤去されていました。
雨につき、光量が少なかったのですが、そのほうが陰影がよく分ります。
1階ダイニングキッチンの南面は、全面が窓になっています。
その隣にあるのが子供部屋。
躯体が1.2m張り出し、更に1.2mの庇があります。この部分のポストは、念の為残したまま。
この部分は、駐車場となります。
明るさ、暗さとも楽しめる。RC打放しとはそんな素材だと考えています。
その表情に影響を与えるのが、このセパ穴とかPコンと言われるものです。
雨の中、2階はまさに脱型中(型枠を外すこと)。
作業は大変ですが、雨ぬれたコンクリートも美しいもの。
壁に穿たれたスリットは、大阪平野の夜景を楽しむ為の開口です。
この日はCANONの5D-MARKⅡで撮ったのですが、やはり小さなデジカメと比べると、質感が全く違います。
前回の打設の風景を「ゲツモク日記」に上げたのですが「しっかり顔が写り過ぎて、恥ずかしいので……」とクライアントから。
ちょっと調子に乗りすぎました。
以後、写り過ぎには注意します。
文責:守谷 昌紀