「頑張れる家(イタウバハウス)」-16-1ヶ月点検

 竣工が昨年末だったので、1ヶ月点検に行って来ました。

 納品出来ていなかった、木製建具や網戸の加工などもあり、私たち、施工会社の職人で玄関は靴でいっぱいに。

 コストを抑える為、郵便物は外壁にある口から、直接投入されます。

 それを受けるカゴがとてもセンスのいいものでした。

 家具と共に、旭区に引っ越したTRUCKで購入したそうです。

 この家具屋さんは本当にファンの多い店です。

 外部を覆うルーバーには、一か所開口が空いています。

 お子さんが小さい間は、何らかの方法で閉じたいと聞いていました。

 その方法が素晴らしかったので、UPで載せてみます。

 周囲に、小さなリングを付けて、ワイヤーで一筆書きのように格子を描き、最後に金具で絞めてあります。

 本当に良く考えられているのです。

 こういうのを見ると、専門家っていったい何、と思ってしまいます。

 昼一番で伺ったのですが、お子さんはたまに居るお父さんと遊んで欲しく「オッチャンもう帰る?」と繰り返し聞いてきます。

 「もうちょっとな」と矛先をかわしながら、クライアントと話をしていたのですが、だんだんと機嫌の方が……

 ご夫妻は、すいません失礼なことを、いう感じでしたが、子供にとっては迷惑以外の何物でもありません。

 正直でとても明るい、かわいいお子さんです。

 建物を一通り回り、3時頃失礼しました。

 次の課題は正面の植栽。

 何の樹にするか、まだ夫妻で意見が分かれているので、方針が決まれば連絡を貰うことになっています。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm
守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

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