成人の日は快晴。若者達にはこれ以上ない門出になりました。
朝からクライアントと打合せでしたが、放射冷却で現場は本当に寒いのです。
webが一般的になり、施主支給の可能性が無限に広がりました。
その中でも、今回の主役級が登場しました。
元は南仏で実際に使われていた、木製のアンティークドア。
奥さんが直接、静岡のショップまで見に行っての購入品です。
玄関扉として使うのですが、深い緑色は存在感十分。
細かな細工も、手が掛かっています。
本物は本物を邪魔しません。
まだ付いていませんが……
特注のポストも届きました。
これがとても重い。いい色です。
施主支給ではありませんが、アプローチのレンガが敷き詰められました。
深目地に土をいれ、将来的には下草をイメージしています。
前回も取り上げた酒部屋の躙り口。
お気に入りの酒蔵を回るのを楽しみにしているクライアントが、静かにお酒をたしなむ部屋。
それが酒部屋なのです。
大工さんと「躙り具合」を検討しました。
和室は大工さんの力量が存分に発揮さてる場所なのです。
寒い中、家族皆さんで、現場に来て貰いました。
実は引っ越しまであと1週間。最後の最後まで工事は続くかもしれません。
帰り際、監督にはっぱを掛けてきました。
「監督が必ず何とかすると思っていたら、必ず何とかなるから」
必ず何とかなると思っています。
文責:守谷 昌紀