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「神戸の高台の家」‐5‐花火も我が家から

■■■セミナー開催―ライフスタイルを楽しく―■■■
4月26日(土)、27日(日) 3:00pm~4:00pm
グランフロント大阪北館・5F「サンワカンパニー

 概ね内部の壁下地が出来上がりました。

 2階は全て取り払い、1室空間としました。

 西面のバルコニーは奥行きを増やし、全開放するサッシに変えています。ちょっとお茶を飲むスペースを確保しました。

 夏の西日対策にルーバーもつくのですが、現在はブルーシートに覆われています。

 よって、室内は青。

 リノベーションは、既存の構造体をどう残し、どう見せるかが、腕の見せ所。

 梁や束の扱いは、クライアント、現場と相談し、決定しました。ロフトからの光を、最大限に活かすため、全てにおいて「最小限」が原則です。

 ロフト下には間もなくキッチンが入ってきます。

 この日は天気も良く、ご主人が再度ロフトへ。

 現場用ハシゴを登る姿も、板についてきました。

 ロフトは約4畳。そのわずかなへこみも収納に。

 このあたりは、天井をめくるまで分からなかったところです。

 反対には大きな窓。

 お隣の屋根を越え、神戸の海が見渡せます。右手に見えるのはポートアランド。

 夏には「みなとこうべ海上花火」も見れそうです。

 若いご夫妻は、5月に結婚2周年を迎えます。記念日は、この新居で過ごして貰えそう。

文責:守谷 昌紀

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「神戸の高台の家」‐1‐プロローグ

 神戸は大変住みやすい街だと言える。

 北には山、南には海。高台は日当たりがよく、人気も高い。よって、多くの住宅が建ちならぶことになる。

 当初、相談があった際、新築、リノベーションの両方を検討しているとの事だった。

 結果、高台の物件が見つかり、リノベーションを選択することに決まった。

 はじめてのデートが住宅展示場だった、と言う話は何とも微笑ましい。しかし、それほど住まいに対する拘りがあるとも言える。

 他の事にお金を掛けるくらいなら、家に掛けるほうがという夫妻だった。

 緑は宅地のすぐそばにまで迫っている。これらを、日々の暮らしに取込みたいと思う。

 南には大阪湾を望む。その景色を十分楽しめるよう、思い切ったプランを考えている。

 竣工は3月下旬。

 春には夫妻の新しい暮らしが始まる予定だ。

文責:守谷 昌紀

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