「黒壁の家」‐4‐解体終了、地鎮祭

 9月8日(日)は大安。雨予報の中、何とか雨もあがりました。

 この敷地は、奥に入ると敷地が大きくなっています。

 前日からの雨もあり、式典は入口側のやや狭い場所で。


 神主が四方を清め祓います。


 そしてまずは私の仕事。

 砂山の草をカマで刈り取る儀式です。

 これは開墾を意味するものです。


 次にクライアントがクワで砂山に穴を掘ります。

 その穴に、施工者が鎮め物を埋めて行きます。

 今度は玉串の奉納。

 右手で軸を持ち、時計回りに3/4回転。軸を神棚へむけてお供えします。

 これはクライアントからなので、大雑把な流れはお伝えしておきます。それでも緊張するのが普通です。


 乾杯して、滞りなく式典は終了しました。

 この機会に、模型も、図面も一緒にお祓いして貰います。

 この後、建物配置、高さを確認して貰いました。満を持して、掘方がスタート。棟上げは10月上旬あたりでしょうか。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記