新築の場合、どうしても優先順位が後ろになるのが家具。
建物と一体でなないテーブルや椅子などは、真っ先に減額対象となってしまいます。もちろん予算は決まっているので、竣工時から納得できるものにそろえるのは至難の業と言えます。
3階の子供部屋は、お子さんがまだ小さいこともあり、机は将来に持越しとなりました。
しかし床は、最もこだわった材です。
2階のLDKには、こだわりの家具が3点あります。
前回書いた、ダイニング横の飾り棚。
隣り合うリビングにも、名古屋のこだわりの家具屋さんから届いたものが1つ。
取手も感じが出ています。
もう1つこだわりの家具がダイニングのテーブル。
引出しのついたもので、この家の中心にくるものなのです。
竣工した瞬間からから、洗練された空間になると思います。
では何故これらが実現できたか。
常に全体の金額を把握する、クライアントの綿密な予算計画につきます。
その為に、土地探しの段階からコンサルタントと契約、サポートを受けていたのです。
加えて、とても単純ですが、その優先順位が高かったからに他なりません。
文責:守谷 昌紀