いよいよ、外部の足場が外れました。

玄関の上は切妻の屋根が欠け、空が見えます。
お風呂も形が見えてきました。
バスタブに入って、庭を望む景色は素晴らしいはずです。
文責:守谷 昌紀
8月に入って、内装工事が本格化してきました。

壁を貼ったり、床を貼ったり。
経験的に、この時期が室内は一番小さく感じます。

現場が始まり、現場との第1回目の定例会議の際、必ず伝えている事があります。
「皆プロだから、それぞれに、これは出来る、これは出来ないという基準はあると思う。しかし、感動出来るような建築を創ろうと思えば、今までこうだったからというレベルでは絶対駄目。色々言い分は有ると思うけど、自分の都合はまず一番後ろにしまって、何が一番良いかを皆で純粋に探そう」と。
市街地では、近隣の建物が迫り、施工が難しい場面もあります。そんな時こそ、職人の技とプライドを見せて欲しいのです。
文責:守谷 昌紀
本日は確認審査機関による中間検査がありました。
以前、建築確認申請(建築物が建築基準法に合致しているかの事前審査)をする際は特定行政庁、いやゆる役所に申請していました。
しかし、民に出来ることは民にという考えで、民間の検査機関に委託できるようになりました。今回は民間の審査機関に申請しています。

概ね2ヵ月を掛けて書類審査に合格すると、今度は現場での検査です。
今回の現場検査は中間検査が2回、最後にある完了検査の計3回。
中間検査の1回目は基礎の鉄筋検査。図面通り施工されている事を確認してもらいます。

例えば、柱を固定するアンカーボルトは直径何mmの鉄筋で、直線部が何cm、曲がり部が何cmなど、細かく指定されています。

一番底で建物を支える基礎盤も短辺何cmピッチ、長辺何cmピッチ等と指定されています。
無事、中間検査に合格しました。次の中間検査は建方工事完了時。鉄骨の骨組みが出来上がった時です。
文責:守谷 昌紀
本日は地鎮祭がありました。
地鎮祭は土地の神様を鎮め、土地を使う許しを得る儀式です。催される場合も、催されない場合もあります。

今回はクライアントご家族が、四周に酒、米、塩をまいて頂きました。
文責:守谷 昌紀
間仕切り壁の下地が全て出来上がったら、スイッチ、コンセントなどの位置を確認して貰います。

現場には、全て寸法で伝えてありますが、クライアントには実際に見て貰うのが一番です。
現代の建築には、多くの機器が有ります。他にも、インターホン、照明機器、トイレのペーパーホルダー、タオルリング。ガスコンセントがあったりセキュリティー機器があったり。
これを型紙に切って、実際の場所に貼ります。
現場にはクーラーなど勿論ありませんから、この日は皆大汗でした。クライアントは小さいお子さんと一緒で申し訳なかったのですが、これをするとしないとでは大違いなのです。
文責:守谷 昌紀
大阪府南部には、灌漑用のため池が多くあります。この敷地はそのほとりの高台にあります。

クライアントが初めて当事務所に見えたのは1年半ほど前。
その時候補に上がっていたのは、①ガケの敷地、②住宅地の平坦な敷地、そして③池の見えるこの敷地、でした。
その時も色々と話しを聞かせて貰ったのですが、2回目の来所時には、すでにこの敷地に決まっていたのです。
私も初めてここに訪れた時は、興奮しました。プゼンテーション前でしたが、この眺めを持つ敷地で設計出来ることは、この上ない幸せと感じたのです。
7月下旬、いよいよ工事開始です。
文責:守谷 昌紀
外壁工事が進んで来ました。

外壁の裏側は壁内結露を防ぐ為、15㎜ほどの隙間を作ります。その為の部材を通気胴縁を言います。

軒樋も付きました。
軒樋は、古い寺社建築などには無い場合がほとんどです。この樋をどう処理するかで、建築のたたずまいは大きく変わるのです。
文責:守谷 昌紀
床の下地、間仕切り壁の下地が出来てきました。

置き床と言われる、木で構成された床は、束という部材で持ち上げられています。
以前は木でしたが、現在は湿気に強いプラ束といわれる、樹脂製のものが多くなりました。

間仕切り壁は軽量鉄骨と言われる、薄い鋼材で出来た柱が細かいピッチで入ります。
この上に石膏ボードなどの板材を貼って行くのです。
文責:守谷 昌紀
この日は上棟式でした。

キリスト教式で執り行われました。クライアントのご家族、施工業者合わせると総勢30人近くが参列し、上棟を祝いました。
このあとは食事会まで開いて頂いたのです。

ここまで来ると、建物の全容が見えてきます。

この先は仕上げの部類に入って行きますが、構造体が美しくないことには、どんな仕上げをしても意味がありません。
先端まで、神経が通っているような構造体にしたいのです。
文責:守谷 昌紀
「切妻と中庭の家」は鉄骨造です。
2階の床は合成スラブというもので構成されます。
これは鋼製の波型の型枠に、ワイヤーメッシュという細い鉄筋を十字に編んだものを敷き、その上にコンクリートを流し込むのです。
1階、2階とも床が出来上がれば、いよいよ外壁と内部の壁工事が始まります。
文責:守谷 昌紀
『大改造!劇的ビフォーアフター』の匠としてや『住人十色』等テレビ出演しています。関西を中心に、ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。