快晴の秋空。現場に行って来ました。
JRの最寄り駅からバスで15分弱。前が池なので、バス道からも良く見えます。
内部は丁度、天井の下地工事中でした。
バルコニーは広めに確保して、池側に張り出しています。その奥には、主寝室とリビング。
今はガラスが無く風が心地良いですが、その有り難みを感じるまでもうじきでしょうか。
反対の正面側も大分感じが出てきました。
文責:守谷 昌紀
鉄骨の骨組みが完成したら、次は外壁工事です。
壁内結露を防止する為に、外壁内に通気層を取るのベストです。
防水を担う透湿防水シートの上に縦桟を打ち付け、その上に仕上材を張るのです。
現在の住宅には、電気、電話、インターホン、LANケーブル等、壁内、天井裏には多くの配線が走ります。
それらの工事は当然ながら、外、内とも壁が出来る前に済ませます。
無いものをイメージしながら創って行く事は、簡単ではありませんが、そこがモノ創りの醍醐味かもしれません。
床には、壁の中心線、通り芯を墨出しします。
日本では、いまだに「墨壷」や「墨汁」を使いますが、外国ではどうしているんでしょうか。
外壁の下地にあたる、間柱が303mmピッチで入いると、今度はサッシの取り付けです。
この辺りまで来ると、クライアントも随分イメージし易くなると言います。
竣工予定日は12月中旬。残すところ1ヶ月半です。
遅れ気味なのがちょっと心配ですが。
文責:守谷 昌紀
1階、2階、屋上のスラブ(構造体としての床)が打ちあがりました。
スラブが無い部分は、階段か吹抜です。
今回は2階床に階段以外にも床の無い部分が有ります。
どうなるかは完成後にまた。
これからスラブ上に仕上げとしての床面を構成して行きますが、仕上げ面から1000mm上にマークが付いています。
壁の中央を走る通り芯も、非常に重要ですが工事になると隠れてしまいます。
その際も同じ考え方で、例えば1m離れたところに「逃げ墨」という線を記しておくのです。
1階床の下は空気が行き来できるよう、基礎パッキンという部材を置き、土台を20mmほど浮かします。
以前は、換気を取る為基礎を切り欠きましたが、今はこちらが主流です。
建築物は基礎の強度に大きく影響を受けます。この工法なら、強度を失わずに通風が取れるのです。
そろそろ木工事が始まります。
構造体は鉄骨ですが、大工工事が建築の良し悪しに大きく影響するのは今も昔も同じ。
大学生の頃、家業のガラス屋として現場に入っていました。
2人で大きなガラスを抱えていた時のこと。
邪魔になった道具箱が有ったので、足で脇に寄せました。すると「コラッ!何するんじゃっ!!」と怒声が。
棟梁(大工の親方)の道具箱だったのです。
もうそんな事はしませんが、カンナを見ると今でも良く思い出すのです。
文責:守谷 昌紀
今日は、朝から竣工写真の撮影です。
ようやくここまで来ました。いつも同じ話になりますが、一つの建築が出来上がる過程で、この日が一番気をもむのです。
理由は、自分がどれだけ望んでも頑張ってもどうにもならない天気に大きく左右されるから。ごく当たり前の話です。
加えて、写真家のスケジュール。現場の完成後でクライアントの引越し前でないとなりません。
今回も2日しかない中で、何とか快晴になってくれました。
2階の中庭に差し込む光が重要です。創り手としては、何とかその空間を伝えたいと望むのです。
デジタル全盛の世の中ですが、私はこのブローニという大きなフィルムを入れるカメラで撮ってもらうのが好きです。
写真家がフィルムを辞めたと言われればそれまでですが、出来る限りはこちらでお願いしたいのです。
質や奥行き間などが違うと言っていますが、実は後で修正の効かない一発勝負が好きなだけかもしれません。
その覚悟は、なんかしら写真の仕上がりにも影響してくると思うのです。
文責:守谷 昌紀
今日はクライアントと一緒に最終の検査に回ります。仕事が終わってから、現場に来て貰うので開始は7:00pmの予定。
私は一足早く5:00pmに到着。再度、全て検査に回ります。
植栽が入ると随分感じが変わります。お風呂からの眺めはOK。
3つほど工事が残ってしまったのは、一週間後の引渡し時にチェックする事になりました。
計画が始まって1年9ヶ月。完成の時を迎えつつあります。
私たちは仕事ですが、クライアントは当然別に仕事を持っています。家を建てるというのは、なかなかに体力の要る事なのです。
大きな夢がなければ、中々現実になりません。私たちはその夢を実現する大きな責任があるのです。
文責:守谷 昌紀
2008/9/11より、現場日記を始める事にしました。
建築が創り上げられて行く過程をお届けしたいと思います。池を望む家の上棟式からスタートするので、ここまでの過程も過去の記事としてUPします。
先週末、上棟式がありました。
式の場合でもと、準備をしていましたが、クライアントの希望で「めったに会う機会のない、現場の人達とゆっくり食事を」ということになりました。
ご馳走を用意して頂き、食事会が始まりました。
建築には20種前後の職種が必要です。今回は、大工、鉄骨、電気、水道、左官そして工務店と私達が出席させて頂きました。
どんな方がクライアントで、どんな家族が暮らすのか。現場の方が、実際に会うのはとても良い事です。
ようやく暑さも一段落し、建ち上がったばかりの家には爽快な風が吹き抜けます。
大阪府の南部には、灌漑用のため池が多くあります。この敷地はそのほとりの高台にあるのです。
屋根の上に上がってみました。ちょっと危険ですが眺めは抜群です。
文責:守谷 昌紀
本日は建築確認申請の検査機関の中間検査がありました。
前回の基礎配筋検査に続き、第二回目。
検査機関の担当者が、図面通り施工されているか、順にチェックして回ります。
鉄骨の建物の場合は建方工事完了時に検査を受けます。
鉄骨の構造体が出来上がり、デッキプレートというコンクリートを流し込めば床になる鋼材を据え付けた時が検査時です。
鉄骨は概ね、梁部分に継ぎ目があります。
その部分に添える鉄板、締め付けるボルトのサイズ、数、締付ける強さ等が構造図によって指定されているのです。
今回も無事中間検査は合格しました。
溶接工が屋根部分のデッキプレートに流し込むコンクリートを止める鉄板を溶接していました。
床、屋根部分が出来上がれば構造体はほぼ完成です。
文責:守谷 昌紀