「切妻と中庭の家」-10-内装

 8月に入って、内装工事が本格化してきました。

 壁を貼ったり、床を貼ったり。

 経験的に、この時期が室内は一番小さく感じます。

 現場が始まり、現場との第1回目の定例会議の際、必ず伝えている事があります。

 「皆プロだから、それぞれに、これは出来る、これは出来ないという基準はあると思う。しかし、感動出来るような建築を創ろうと思えば、今までこうだったからというレベルでは絶対駄目。色々言い分は有ると思うけど、自分の都合はまず一番後ろにしまって、何が一番良いかを皆で純粋に探そう」と。

 市街地では、近隣の建物が迫り、施工が難しい場面もあります。そんな時こそ、職人の技とプライドを見せて欲しいのです。

文責:守谷 昌紀

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