9月に入りましたが、残暑は続きます。
昨日、今日と2日続けての現場検査でした。
まずは審査機関による、基礎配筋の中間検査です。
今回は木造3階建なので、「建築基準法」「住宅かし保険」ともに検査があります。
保険会社に報告する為、検査員は写真を撮ります。合格証を貰いました。
そして本日はコンクリートの受入検査です。
スランプ、空気量は規定値内で合格。
塩分量と強度試験については、後日結果が出ます。
ミキサー車が着く前に、打設高さが分かるよう、鉄筋に印を付けました。
バイブレーターを使って、この高さまで生コンを流していきます。
夏季につき、スラブ打設後は養生しました。
文責:田辺 幸香
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
朝からクライアント、現場監督と近隣挨拶を済ませました。
まずは地盤改良からです。
調査は7月中旬に終えました。
水田として利用されていた形跡があり、地盤補強要という結果です。
今回は、湿式の柱状改良を行うことになりました。
土を掘削し、セメントミルク(セメント+水)を注入していきます。
地中で掘った土と混ぜ合わせ、600φ×7mの杭を作ります。
もう一日かけて合計24本の杭を打ち、建物の支えとするのです。
文責:田辺 幸香
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
初めてクラアイントと会ったのは、2007年の10月。
大阪在住の若いご夫妻で、近くで土地を探しているということだった。
2度目は2009年の春。「売りに出ている土地がある」と連絡があった。「交渉ごとは焦ったほうが負けです」とアドバイスした。それが原因か分からないが、上手く行かなかったようだ。
今年の2月に「土地が見つかった。4月初めには正式に決定するので、プランをお願いしたい」と連絡があった。
それから4ヶ月。
7月31日に、近くの神社へ参拝し、工事の安全を祈願して貰った。
この神社の創建は1150年。
クライアントは、この家を建てる全ての過程を、公開しても良いと。
理由は、予算を抑えても頑張れば自分達の思う家が建てられると、知って欲しいから。
私達の責任も重大だが、この心強い言葉を借りて、プロジェクト名は「頑張れる家」にしたい。
クライアント-夢を実現する為に頑張れる
父親と母親-家族の幸せの為に頑張れる
設計者-建築は自由なものだと伝えたいから頑張れる
この3つの意味を込めて。
ご主人が実際に施工する場所もあり、コセンセプト等、詳細は追々。
文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
1996年、25歳の時に生まれ育った大阪に設計事務所を設立しました。関西を中心に、東京、長野まで、注文住宅、クリニック、別荘、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。