
「ささき整形外科クリニック デイケアセンター 」は、西国街道から少し南に下ったところにあります。
ところどころに里山が見え、現場へ出掛ける際のが楽しみでもあります。

プールを備えるので、掘方はなかなか迫力があります。
一番深いところ2.5mほど。

プールへバリアフリーでアクセスするために、この深さが必要になってくるのです。

反対に治療室などはそこまでの深さは必要ありません。

ただ、柱下などはまたレベルが変わってきます。

それで段々畑のような複雑な形状になるのです。

それぞれの深さを確認しながら掘削工事になります。
重機の繊細な運転技術も必要になってきます。

この建物は、向かって左にある「ささき整形外科クリニック」と一連の施設となります。
それで関係性があると分かるデザインとして欲しいと、院長からの要望がありました。
これが、創り手として一番難しかったお題でしょうか。

自由にデザインする方が簡単と言えば簡単です。
しかし、規制があるほうが何か面白いものが生まれることは良くあります。
そうなったかどうかは、完成してからの判断を待つしかありませんが。
■『建築家・守谷昌紀TV』 ■
■6月16日 『ESSE-online』に「おいでよ House」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載
10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
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