「頑張れる家(イタウバハウス)」-7-クライアントより

 一昨日、上棟式を終えた日の夜。クライアントから、メールが届きました。

 大変嬉しいものでしたが、加えて、家創りの苦労や楽しみが、率直に語られているものでした。クライアントの了承を得て、原文のままここに掲載します。

 初めての来所から3年。ご夫妻は共に下戸(お酒があまり飲めない)なのです。

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 守谷様へ

 お世話になります。本日はありがとうございました。

 無事に上棟式を終えることができ大変喜んでいます。やっと今子供も寝たので、妻と二人で乾杯といきたいところですが・・・。
こういう時はお酒が飲めたらと思います。

 家(土地)を探し始めたころ、建売はいややなあ、建築条件付の土地も嫌やなあ、一生住む家やし、4000万もかけるんやったら自分たちの好きなように
そしてオシャレな家が建てれたらいいなあと漠然と思い、色々と雑誌を買い見ればみるほど自分たちで建てたいと思うと同時に予算的にはやっぱり無理やなあと思う日々でした。
そんな時にアトリエmのホームページと出会いました。

 守谷さんが『設計事務所に来る方には自分で建てることをあきらめる為に来る方もおられます』とおっしゃってましたが、まさに私も半分ぐらいはそうだったのかもしれませんでした。

 ですが、守谷さんに初めてお会いさせていただいた時に、こちらのなんとかなるんですかね?という問いに『建築は自由なのでなんとかなります。またなんとかするのが私たちの仕事ですから』とおっしゃいました。

 もちろんその言葉だけではないのですが、そう言って頂いたことが、なんとかなんねんやったら、あきらめずに土地を探そう、そして守谷さんになんとしても設計してもらおうと決心したことを、今日の上棟式が終わった後、守谷さん、妻、母の4人で話している時に守谷さんが初めて会った時のことを話されている時に思い出しました。

 この上棟式を迎えられたのは守谷さんにお会いできたからだと思います。本当にありがとうございます。そして竣工まであともう少しですがどうぞよろしくお願い致します。

 現場日記、拝見させいただきました。毎回楽しみに拝見させていただいてますのでどんどんUPしていってください。

 長くなりましたが、田辺さんにもよろしくお伝えください。

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文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

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