「Ohana」-2-地鎮祭

 先週末、地鎮祭がありました。

 敷地の四方を御祓いする神主さん。

 この日は好天で、花吹雪のようでした。

 地鎮祭では、海の幸、山の幸、お酒、米、餅などをお供えします。

 穿初(うがちぞめ)の儀。

 クライアントが鍬(くわ)を入れ、施工者が鋤(すき)を入れる。

 鎮物を神主さんが盛砂に埋め、後に建物の基礎に埋め込みます。

 現場近くの萱島駅には、ホームを突き抜けてそびえ立つ大クスノキがあります。

 高さ20m、幹回り7m、樹齢700年。

 昔から地元の人々に親しまれ、萱島駅はこのクスノキを残すことを選択しました。

 「Ohana」いよいよ着工です。

文責:田辺 幸香

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm