鉄骨の骨組みが完成したら、次は外壁工事です。
壁内結露を防止する為に、外壁内に通気層を取るのベストです。
防水を担う透湿防水シートの上に縦桟を打ち付け、その上に仕上材を張るのです。
現在の住宅には、電気、電話、インターホン、LANケーブル等、壁内、天井裏には多くの配線が走ります。
それらの工事は当然ながら、外、内とも壁が出来る前に済ませます。
無いものをイメージしながら創って行く事は、簡単ではありませんが、そこがモノ創りの醍醐味かもしれません。
床には、壁の中心線、通り芯を墨出しします。
日本では、いまだに「墨壷」や「墨汁」を使いますが、外国ではどうしているんでしょうか。
外壁の下地にあたる、間柱が303mmピッチで入いると、今度はサッシの取り付けです。
この辺りまで来ると、クライアントも随分イメージし易くなると言います。
竣工予定日は12月中旬。残すところ1ヶ月半です。
遅れ気味なのがちょっと心配ですが。
文責:守谷 昌紀