「Ohana」-15-外壁下地

 九州、中国地方では大変な豪雨でした。

 これまでの梅雨のイメージとは程遠いものですが、それにしてもなかなか明けてくれません。

 Ohanaは、防水工事が終わったので、早速屋上に上がってみました。

 足場がなくなると、簡単には上がれないので、現場の人間だけが見れる景色かもしれません。

 グレーの塔のすぐ右に見えるのが京阪萱島駅。ホームの西端から裏側が見えるのです。

 開口部には、ようやくガラスが入りました。

 階段横には大きな縦長の窓があります。人の動きが街に伝わればと思います。

 2階のスタジオにある窓は、子供がのぞきたくなるような、というリクエストがありました。

 窓は建物にとって目のようなもの。

 空間の雰囲気、内部の感情をを街に伝えるものと考えているのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm