「shabby」を英和辞典で調べると、「着古した」とか「ぼろぼろの」とかいう意味です。
ネイティブにも確認しましたが、決して前向きに使える言葉ではないとの事でした。
クライアントはこの言葉をインテリア用語としてwebサイトで見かけたそうです。
「良いものを大切に、長く使い、自然に古びて行く物の美しさ、心地よさ」というところでしょうか。その考え方に共感しました。
「それならこの言葉の認識が変わるくらい、コンセプトのはっきりした家を目指しましょう。そこも楽しんでしまいましょう」という話になったのです。
「Shabby House」
時が経つほど、愛情が増す、心地よくなる、愛しくなる、例えるなら古着のような……
そんな家を目指します。
サッカーの元日本代表監督、フィリップ・トルシエの言葉を借りるなら、私たちの冒険が今始まりました。
文責:守谷 昌紀