Works

夢は必ず実現する、してみせる

「こんな暮らしをしたい」「あんな建物で仕事ができたら」すべては、夢を描くことから始まります。夢という種がなければ、花が咲くことはありません。何としても実現するという気持ちがあれば、夢は必ず実現します。してみせるのです。条件が厳しければ、それを上回る情熱で挑みます。後は信念をもって行動するだけ。本気のクライアントと、本気で仕事が出来ることほど幸せなことはありません。そんな時「幸せな建築」が生まれると思うのです。

作品一覧 流 れ 設 計 料

                      

Architect

建築家 守谷昌紀

                                       

草木は太陽に向かって真っすぐに伸びていきます。クライアントの「幸せ」という太陽を共有することができれば、建築も「幸せ」に向かって自然に成長していくと考えています。草木と違うのは、幸せの形は人それぞれだということ。「幸せ」の中心にあるものを見つけ出すには、対話を重ねるしかありません。それを探し当て、形にしていくことが建築家の仕事だと思います。クライアントと太陽を共有し、幸せの実現にむけて全力を尽くします。

プロフィールメディア掲載

                      

Getsumoku Diary

守谷昌紀のゲツモク日記

風向き変わる‐1696‐

 例えば車で出掛けるとして、目的地に向かうルートは無限にあります。

 ①ナビが勧めてくるルート、②自分が一番早いと思うルート、③走っていて気持ちのよいルート。

 大きく分けると、この三択くらいでしょうか。

 土手上や、阪神高速湾岸線あたりが私にとっての③にあたります。

 少し車を停めてみました。

 何の穂でしょうか。

 風が吹くと緩やかにしなり、目に風を感じさせてくれます。

 風がこれ程心地よいものかと、ひと時立ち尽くしてしまうのです。

 今年から中学生となった娘ですが、今日が初登校でした。

 短縮された入学式から1ヵ月半。多くの新入生と同様、沢山の不安を抱えていたと思いますが、何とかここまできました。

 この非常事態宣言中、大阪だけが唯一エンゲル係数が上がったという記事を見たような……

 「勤勉」「質素」「人のために尽くす」は百田尚樹さんの『海賊と呼ばれた男』に出てきた言葉。

 我が家も質素を旨としていますが、日曜日の夕食だけはちょっと別枠です。

 唯一子供と一緒に食べる食事で、何とか盛り上げていかなければなりません。

 家焼肉、しゃぶしゃぶ、野外焼肉、そして手巻き寿司。

 手巻き寿司は、ウニこそ不評でしたが肉巻きは長男に好評でした。

 バラ肉をちょっと炒めて、アサツキとポン酢で。

 そのまま食べても美味しいので、巻いても美味しいに決まっているのですが。

 そろろそネタが切れてきたので、子供に聞くと「タコパ!」と。

 その手がありました。

 これなら若干エンゲル係数を引き下げてくれるかもしれません。

 大阪人たるもの、タコ焼きくらい上手にクルクルできなければモグリと疑われます。

 皆腕を上げてきました。

 「ブタ焼き」なるメニューも考えてみました。

 目的にたどり着くルートは無限にあると書きました。

 反対の言い方をすれば、目的さえ決めてしまえば、達成したも同じです。

 知恵を絞りながら、そこに向かって手を打ち続けることができるからです。

 バブル崩壊後の不況、消費税UPを2回、リーマンショックを経験しましたが、幸いにも私自身が不況と感じたことはありませんでした。

 しかし、アフターコロナと言われる時代も、同じようにオファーがあるという保証はありません。

 しかしこの仕事で生き、スタッフの雇用を守りたいなら、そう決める他ありません。目的さえ決まれば、ルートは無限にあるはずなのです。

 風薫る五月。

 ここ数日の動向を見ていると、薫風が全てを吹き飛ばしてくれるかもと、期待せずには居れません。

 世間に吹く風は、確実に向きが変わったと思うのです。

A photograph is wonderful.

2012年5月 石川/千里浜なぎさドライブウェイ

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

2020.05.25

風向き変わる‐1696‐

キネマの神様、本の神様‐1695‐

 今年度は、落ち着かない4月からスタートしました。

 一年で最も気持ちの良い時期、八十八夜も過ぎ、あっという間に5月も下旬に。

 キンカンの実を照らす日差しは、すでに初夏を感じさせます。

 本日、関西の3府県もようやく緊急事態宣言が解除されました。

 4月8日の宣言から43日。

 関東圏と北海道の方には少し気兼ねしますが、誰もがほっとした表情に見えます。

 完全に収束した訳ではありませんが、出口があるとさえ分かれば人は頑張れるものです。

 帰りが遅くなった時でも、一行でも本を読むように心掛けています。

 この自粛期間中で面白かった本は、まず恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』。

 ピアノコンクールを舞台に、才能ある若者が個性をぶつけ合うのですが、音楽を、更にクラッシックを、ここまで言葉で表現できることに関心しました。

 キーとなる人物、若き天才ピアニスト風間塵の扱いが少し雑なのは気になりましたが、読者を楽しませるエンターテイメントにまで仕上げるのですから、直木賞、本屋大賞を唯一W受賞の看板は伊達ではありませんでした。

 連載10年も凄いですが装丁も素晴らしい。

 もう一冊は原田マハさんの『キネマの神様』。

 亡くなった志村けんさんが主役を務めるはずだったあの映画の原作です。

 原田マハ作品は今年読み始めたばかりですが、『楽園のキャンバス』 『本日はお日柄もよく』に続いて三冊目。

 少しだけあらすじを書くと、39歳独身の女性が大手ディベロッパーの課長職を辞するところから物語は始まります。

 映画とギャンブルが大好きな彼女の父親が、傾きかけた映画雑誌社と小さな名画座を救うというハートウォーミングな物語。

 救った手法を書いてしまうと、未読の人の楽しみを奪いかねないので止めますが、ファンタジーのようでもありました。

 考えてみれば、本と模型とカタログに囲まれた半生です。

 建築設計を仕事にしてから25年経ちますが、関連の本も増える一方。

 ベースが乱読なので、小説、哲学書、写真集に実務書と、もう本に埋もれて働いてると言っても過言ではありません。

 ペーパレス時代に完全逆行していますが「物」が好きなのだと思います。

 時間を持て余していた子供達に「本と映画なら全て補助してあげる」と伝えると、彼らは日に一本ペースで映画を観ています。

 それがいつからかアメリカのテレビドラマに変わっていました。映画は大好きですが、続き物のドラマは少々苦手。

 子供にも、何故テレビドラマでなく映画を観て欲しいのか上手く説明できないのですが、本と映画にはいつも誰かの本気を感じるのです。

 勿論、ドラマも本気で作られているはずですが、限られた時間、紙面の中で描かれる人生模様を垣間見るのが好きなのだと思います。

 「キネマの神様」の帯には「本の神様ありがとう!!」とありました。

 粋なメッセージですが、神様はこの世に存在するとも、しないとも言えます。

 神様は人の良心が作り上げものだとするなら、私が垣間見たいのは誰かの良心なのかもしれません。

 神様≒良心は、ぼんやりしたところが苦手で、本気の場面でしか見掛けることが出来ない。

 そんな気がするのです。

 全て勝手な空想なので、ドラマ好きの人へはごめんなさい。

 実際、『24-TWENTY FOUR-』は寝られないくらい面白かったテレビドラマでしたし。

A photograph is wonderful.
2017年5月 青森/白神山地

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
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■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

2020.05.21

キネマの神様、本の神様‐1695‐

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Under Construction

アトリエmの現場日記

「ときめく紺色の家〈リノベーション〉」タイル一枚一枚‐8‐

 外壁と軒裏は、同じ紺色で仕上げました。

 空が明るいように、頭の上にくる箇所は明るい色が基本です。

 しかしこの建物はソリッド感を出すほうが良いと判断し、合せるという選択をしました。

 こういった仕掛けは、なかなかに楽しいものです。

 エントランスを比較的大きくとっているのは、競技用自転車を置くからです。

 建具は色で遊んでいます。

 一番手前の部屋はピンク。

 一番奥の部屋はグリーン。

 洗面の建具は白にチェッカーガラス。

 色付きの部屋は、アクセントクロスも採用しているので、それも楽しみにしています。

 打合せ中、一番手前の部屋にタイルを広げました。

 サンワカンパニーのレノスというタイルのカラーミックス。

 色々なカラーが混ざっているのですが、個々を選んで発注することはできません。

 それで、少し多めに取り寄せ、気に入った色を一枚一枚選び、配置して貰いました。

 奥さんのこだわりセレクトです。

 上がり框のすぐ下の黄色は、一番最後にグレーから変更になりました。

 2畳足らずの空間に、これだけ思い入れを持って貰えたら、必ず良いものになります。

 家に帰るとはじめに目にする空間。

 また、来客があった時には、外観とのギャップに驚くかもしれません。

 あちこちに、ときめきポイントが散りばめられたこの計画。

 珍しく、予定より早いペースで工事が進んでいます。来月末までには完成しそうなのです。

文責:守谷 昌紀

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】
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■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
「トレジャーキッズたかどの保育園」
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■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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2020.05.20

「ときめく紺色の家〈リノベーション〉」タイル一枚一枚‐8‐

「ときめく紺色の家〈リノベーション〉」 「い・い・か・た」‐7‐

 今年のゴールデンウィークは今日と明日以外、ほぼ晴れだったと思います。

 この時期は意外に天気が安定せずで、旅先でも降られたことも結構ありました。

 今年は”STAY HOME”ということで、何だか恨めしいと言えば恨めしい。

 しかし建築の写真を撮るのは晴れに限ります。

 「紺色」というコンセプトは、早い段階で決まっていたのですが、春の淡い青空に良く映えています。

 玄関上の庇はかなり跳ねだしていますが、板金で仕上げました。

 柱のない広い軒下は、とても価値があるはずです。

 1階は個室が集まっていますが、大工チームは階ごとや、部屋ごとに分かれていることが多いのです。

 棟梁は1階担当のようで、現場に着いたらまず顔を見に行きます。

 2階はベテランのAさんが担当してくれたのですが、ほぼ下地が張り終わっていました。

 ハイサイドが中央にあり、とても明るいので2階の方が勿論のこと気持ちが良い。

 普通なら2階を担当したいと思うのですが、どんな基準で仕事場を振り分けるのか、今度棟梁に聞いてみようかなと。

 現場打合せも、自然と2階ですることになります。

 クライアント夫妻は、私と監督の長い打合せにも「本当に楽しい!」と言ってくれます。

 よって、監督もいつも以上に気合が入って説明をしているの図です。

 リノベーションでは屋根裏を狙いますが、今回も天井は全て撤去しました。

 ただ、屋根面と梁が取り合う部分は、相当手間が掛かります。

 ベテラン大工のAさんも「ちょっと骨が折れました」と笑っていました。

 黄昏ている訳ではないと思いますが、勿論のこと感謝の気持ちを伝えたのです。

 仕事が大変であればある程、空間には手跡が残り、思い入れと、物語りが織り込まれます。

 それで、私は現場チームが嫌がることばかりお願いすることになります。

 船長の最大の役割は、航海を成功させることです。

 密室である船内で、クルーと喧嘩ばかりでも困りますが、ご機嫌をとっていて、船が難破してのでは話になりません。

 「幸せな家を建てる」という航海の舵取りを任せて貰ったなら、人に良く見られたいとか、上手くやりたいという気持ちはぼぼゼロです。

 ただ、言い方は大事です。

 「ほんとに悪いんだけど、ここは、こう納めて貰えたら嬉しいんだけど……もし、ああ納めたら多分夢にでてきてうなされると思う……」

 色々な仕事をさせて貰ったので、自分の経験を総動員して、話し合います。

 ただ言葉の綾でなく、ほんとに夢にでて来たことが一度や二度ではないのですが。

 ドラマなんかでもよくあるあのセリフの通り。

 「い・い・か・た」

 なのです。

文責:守谷 昌紀

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】

■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日 『Houzzの特集記事』「阿倍野の長屋」が取り上げられました
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
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■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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2020.05.09

「ときめく紺色の家〈リノベーション〉」 「い・い・か・た」‐7‐

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東急リバブル発行『Sumikata』の巻頭インタビューに掲載されました。

『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀(著)

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