インターンシップ後の感想
インターンシップ(オープンデスク)後の感想
■2023.4 近畿大学大学院 総合理工学研究科 建築デザイン専攻 2回 Tさん(女性)
この度はお忙しい中、約1ヶ月間大変お世話になりました。
この1ヶ月間、学ばせていただいたことが多すぎてとても濃い時間となりました。
できることならもっと早くにインターンに参加させていただきたかったなと思いました。
朝の哲学の時間は自分に刺さることが多すぎてご迷惑をおかけすることもあったかと思いますが、他ではあの時間を経験することがなかったと思います。
あの時間があった今、考え方や物事の捉え方を考えなおすことができました。
また、良いものは良い、直すべきところは直すことをストレートに教えていただき大変感謝しております。
クライアント様の感謝の言葉を生で受け取れたことや、現場に向かう途中お話を聞かせていただいたことは大変貴重な機会でした。
今後もこの経験を忘れることなく精進したいと思います。
改めて、約1ヶ月間本当にありがとうございました。
■2023.3 京都芸術デザイン専門学校 クリエイティブデザイン学科 インテリアデザインコース 1年 Sさん(女性)
この度は、お忙しい中インターンシップを快く受け入れてくださり、ありがとうございました。
オープンデスク研修生は15~20日間の決まりのある中で、学校予定の都合で10日間にしていただいたり、予定日にお伺いすることができない状況でも日程の変更も快く承諾くださり、柔軟に対応して頂き感謝しております。
これまでは、第一希望をゼネコンと考えておりましたが、異なる業種、職種のインターンシップ研修をすることで、視野が広がり様々な経験ができるのではないかと思い、ゼネコン、ハウスメーカー、個人事務所の研修を受けてまいりました。
今回の研修では、設計職に関して沢山のことを学ばせて頂きました。
最後までやってみることの大切さや概念的な仕事や人生についてなど貴重なお話をお伺いすることができました。
研修させて頂いて受けた様々な経験や刺激を、これからの学生生活そして社会に出ても活かして行きたいと思います。
10日間という短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました。
■2022.9 京都府立大学 生命環境学部 環境デザイン学科 2年 Nさん(女性)
この度は、オープンデスクでお世話になり、ありがとうございました。
初めは建築事務所がどういう場所なのか知りたいと思い参加させていただいたのですが、建築のことにとどまらず、日々の行動などについてもご指摘いただき、今まで誰にも指摘されてこなかった行動一つ一つを思い直すことができました。特に、フィロソフィーについて、謙虚さや真面目に励むことを心掛けることが大切だというお話が、今後の過ごし方を見直す刺激にもなりました。
また、途中、所長が話してくださる建築設計に関する小話が私にとっては新鮮で、とても勉強になりました。
様々な貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。ここで得たことを将来に生かしていきたいと思います。
また機会がありましたら、今後ともよろしくお願い致します。
■2022.3 大阪建設専門学校 建築学科 2年 Oさん(女性)
この度はオープンデスクに参加させていただきありがとうございました。
20日という期間は長いようで短くて、あっという間に過ぎ去ってしまったものでした。ですが、その期間の中で自分がどれほどまでに不完全で弱い人間か、またそれを少しでも改善するには何をしてみるべきなのか、という事を学んだいい期間だった、と思っています。
出来ない、わからない。ならばどうするか、どう自分で解決するか。人に聞くなど、受動的に動きがちだった私にとって、この先出会うだろう社会の厳しさや怖さを経験しました。
けれど勿論それだけではなく、私自身が関わった事、行った事がクライアントさんを笑顔に出来たんだ、という喜び、ものを作り上げる楽しさも感じる事が出来ました。
本当に貴重な経験を、ありがとうございました。
■2020.3 修成建設専門学校専科 3回生 T・Kさん(男性)
このたびは、貴社のオープンデスクに参加させていただき、誠にありがとうございました。
19日に渡るオープンデスクのお礼と感想をお伝えしたいと思い、このメールを送らせていただきました。
まずは21日間という最初の約束を守れず、本当に申し訳ありませんでした。
今まで学校やアルバイト先や家族、友人同士などのあたたかい環境で過ごしてきたため、社会の厳しさや常識を知らず、度々迷惑をかけてしまいましたが、その度にお忙しい中、真剣に指導していただき本当にありがとうございました。
いくつか課題をいただきましたが、どれも遅く時間がかかってしまう僕に対して、その遅さを決して責めたりはせずに、いつも「できるところまでやろうか」「 頑張ろうか」と言っていただいたお陰で、自分で考え、ゴールまで辿り着こうとする力を身につけることができました。
クライアントや建設会社との打ち合わせや現場点検を、幾度かご一緒させていただいたことは、特に自分の中で貴重な体験となりました。
金額を合わせる厳しい局面を、どのように穏やかに着地させるのかなど、とても参考になりました。
Nさん、事務所内のルールなどを丁寧に教えていただきありがとうございました。
Tさん、お会いすることはあまりありませんでしたが、役所や設備会社との電話対応を聞けてとても参考になりました。
このオープンデスクで学んだことを、これからの人生に生かしていきたいと思っています。
ご多忙の中、面倒を見ていただき、誠にありがとうございました。
末筆ながら貴社の益々のご発展と、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
■2019.3 京都建築大学校建築学科 3回生 K・Sさん(男性)
所長、1ヶ月間お世話になりました。
建築家を目指そうと思ったのは今から半年ほど前で、まとまった休みがとれる時にオープンデスクに行こうと、春休みのこのタイミングで応募しました。
過去のオープンデスクの感想を見て凄く厳しそうなイメージを持っていたためか、又、所長の言葉に気持ちがこもっていたためか、細かい事で注意を受けることがあってもそれが苦に感じる事は無かったです。
僕は元々元気が良いタイプではないので所長から「大丈夫か、本間に大丈夫か?」と度々心配されましたが、僕は大丈夫です。馴れない場所での作業で緊張や疲れはしましたが、途中で嫌になる事は無かったです。
ただ、疲れと達成感が同じかというと、そうと言えないです。学歴も何もない僕は何をするにしても常にマイナスからのスタートで、建築においても同様に意識していましたが、与えられた仕事をこなせなかったり、過去のオープンデスク生の模型と比べて、改めて自分の現状の立ち位置を体感しました。
身の回りの整理整頓や掃除が出来ない人にいい建築は出来ない、と言われましたが、逆にそういった小さな積み重ねが出来る人は成功できる、とも教えて頂き、まずはスタート地点に立つためにするべき小さな積み重ねを今回のオープンデスクで学びました。
小さな積み重ねで、明日が変わることは無くても30年後は変わる。この言葉を信じて、これから頑張る、というより耐え抜きます。
最後に内輪の話になりますが、所長、イエニスタでは無くイニエスタです。Nさん、みんなのお母さんという感じで気配りして下さい、ありがとうございました。途中からコーヒーいれる仕事を任せっきりにしてしまったのが心残りです。Tさん、お別れの挨拶はできませんでしたが、一番指導して頂きました。ありがとうございました。そしておめでとうございます。Iさん、隣で頑張っている姿につられて僕も頑張れました。ありがとうございました。
最後の最後におこがましいことを言いますが、僕は会社の役にたてませんでしたが、会社からたくさんの事を学びました。明日も会社に行ってしまいそうな気持ちで寂しくもありますが、頂いた本を読みながら学んだ事を思い返して、自分のするべき事をします。さすがに今日は持って帰るまでに筋肉がパンパンになりました。
1ヶ月間面倒を見ていただきありがとうございました。
■2018.10 大阪産業大学建築・環境デザイン学科 4回生 N・Kさん(男性)
この度はオープンデスクに参加させていただきありがとうございました。
僕自身が企業ではなく事務所での就職を希望しており、後々は独立したいと考えています。ですがそれがどういったことなのか不安な部分もありました。しかしオープンデスクに参加し所長、スタッフの方と話をさせていただくことで不安を感じる事は当たり前のことであるということ、また仕事の姿勢を教えていただき、なにより自分が関わった事でクライアントの方が喜んでいただき、仕事の楽しさを教えていただきました。
学校の課題では自分の作品を自分の感性だけでつくっていたのですが、仕事をするということはクライアントの方、工務店の方などいろいろな人とつくりあげていくものなのだと感じました。
このオープンデスクでは学校の授業や課題では得ることのできない、気付かない事をたくさん経験させていただき、自分の足りないものが多くありましたが、このことも所長に教えていただいたネガティブではなくポジティブに考えて、残りの大学生活を送っていこうと考えています。
最後になりますが、多くの現場、打ち合わせ、プレゼンの場に連れていただき、ご指導していただきありがとうございました。
■2018.3 大阪芸術大学建築学科科 3回生 A・Kさん(男性)
はじめに、14日間オープンデスク研修生として受け入れていただき本当に有難うございました。
オープンデスクが終わり改めて振り返って見るとこの経験は今の僕にとって、とても価値のあるものだったと同時に、とても充実していて楽しい時間でした。
13日目の終わりに少しお話しする時間を頂いた時、所長に情熱が足りないと言われ、ふとその日その日に達成感を感じて帰っていく自分の意識、目標の低さに恥ずかしさを感じました。
所長に何度か話して頂いた、自分がどの山を登るかというお話で自分はこれまでどれだけ小さい山を登っていたんだろう。と改めて感じ、もっと大きな山に挑戦しよう。と考え方を改める事が出来ました。
正直まだ不安や迷いが気持ちを曇らしていますが、所長のような考え方、姿勢で建築という仕事に向き合いたいと強く思いました。
また、アトリエmの皆さんから聞かせていただいた仕事に関する経験談や考え方、アドバイスなどとても参考になるお話など、本当に今の僕に必要な様々なことを経験させて頂きました。
最後に、所長、アトリエmの皆さん14日間本当にお世話になりました。
■2017.9 大阪工業大学工学部建築学科 4回生 Y・Iさん(男性)
この度、オープンデスクとして20日間受け入れて頂き有難うございました。
私がオープンデスクに参加したのは、心の中にある不安と迷いを消し去りたいという想いからでした。
私は将来、アトリエで働きたいという気持ちはありましたが、正直覚悟ができておらず、本当にやって行けるのだろうかという不安や迷いがありました。この20日間で不安や迷いが消えたかというと正直まだありますが、アトリエで働きたいという強い覚悟はこの20日間で固まったように思います。
なぜそう思えたか、理由の一つとしては所長にやると決めたことを絶対に成し遂げるんだと決めることの大切さを学んだことが大きかったのではないかと思います。覚悟や決断はこれからの人生において数え切れないほど多くあると思います。その1つ1つに対して自分がどんな決断をすれば良いのかは自分で判断しなければならないことも教えていただきました。
まだまだ社会人として未熟な私にとって決断することは、苦しく逃げ出したくなる時もあると思います。しかし、そんな時こそ逃げないと決め、決断し続けることは重要なことだと思います。
このようなことだけでなく、この他にも数え切れないほど多くのことを学ばせて頂いたこのオープンデスクでの経験は、全て間違いなく私自身を成長させてくれました。この経験を忘れることなく、今後も日々全力で頑張っていこうと思います。
■2016.9 修成建設専門学校空間デザイン学科 1回生 M・Yさん(男性)
この度は13日間という短い期間でしたがオープンデスクに参加さしていただきありがとうございました。
このオープンデスクではたくさんのことを勉強させていただきました。そのなかでも私の中では朝のアウトプットの時間をあたえてもらえることがすごくありがたく勉強になったと思います。私はアウトプットが苦手ですごく話下手でそれでもアウトプットをさせていただけたんですが上手く言いたい事をまとめられなくて悩みました。でもそれを最後は所長が上手いことまとめてくれたりしてすごく勉強になりました。
オープンデスク中も何度か設計の打ち合わせがあったりしたんですがクライアントの方とすごく親身になって話されていてそこで朝のアウトプットが生きているんだろうなと思いました。
今回のオープンデスクでは事務所が忙しくてあまり話してあげられなかったと言われましたが本当の仕事を体験ができとてもいい経験になりました。
私の作った模型も実際に使うものだということで凄くやりがいもありスキルアップもできよかったです。
このオープンデスクの経験はこれからの私の人生設計を大きく見直す機会になりました。
最後になりましたがアトリエmのみなさん、1回生で全てにおいて未熟なのにもかかわらずオープンデスクとして受け入れて指導していただいてありがとうございました。
■2016.3 大阪工業技術専門学校専科 3回生 M・Fさん(男性)
まず最初に、アトリエmの皆様2週間お世話なり本当にありがとうございました。
初めの何日かは、ゴミくずの捨て方や挨拶の仕方などを指摘され、正直厳しいところなんだと感じていました。しかし、数日が経ち、自分の中で厳しいと感じてしまうのは自分がそれをちゃんできていないからだと気づきました。
それからは何事に対しても学ぶ姿勢を大切にし、ひとつひとつのことをきっちりするように心がけました。すると、心の中からスッキリとした気持ちになり、仕事自体を楽しいと感じることができました。自分を磨く為にも凡事徹底をこれからも続けていきたいと思います。
ところで、所長がおっしゃっていたことの中で非常に印象に残った言葉があります。それは「覚悟」をもつということです。この覚悟というのは決して命をかけることなんかじゃないんだと教わりました。だって命が何よりも大事なんだと…確かにそう思います。自分は所長のこの覚悟という言葉を「自分の負けや否を誠意を持って受け入れることのできる勇気」だと受け取りました。しかし、これは成功するんだという強い意志が前提にあり、ベストを尽くすという条件があってのことです。侍の時代は真剣勝負での負け=死だったので命をかけていたのではないかと思います。幸いに今の時代、失敗して命がなくなることは滅多にありません。しかし、仕事というのは常に覚悟をもって本気でぶつかっていかなければならないものだとアトリエmの皆さんをみて感じました。
アトリエmのスタッフは皆さん積極的で誠意のある方々ばかりでした。それをまじかで感じてすごく尊敬していました。こんな素晴らしい環境の中で貴重な体験をさせていただけたことは、僕の財産の一つになりました。このような機会を設けていただき再度お礼を述べさせていただきます。
所長並びにアトリエmの皆さん、本当にありがとうございました。
■2012.9 島根大学 総合理工学部 材料プロセス工学科 4回生 M・Nさん(女性)
この20日間、ありがとうございました。
進路を迷いながらオープンデスクへ参加させていただいたのですが、お話をする中で「迷いはずっとあるもので、なくなるということはないのだということをまず知ること、そしてその上で、自分はこれをしたいし、するのだと決め、本気で打ち込むだけなのだ」ということを、所長が教えてくださり、それがとても心に残りました。そしてそれは、この20日間ずっと、所長自身が自ら体現してくださっていたことでもありました。
私にとって大きかったのが、この仕事の結果がどういうものかということを、一度実感として知ることができる機会をいただけたことです。所長、守谷昌紀という建築家が建てた、人の生活しておられるお家に、点検などの関係で私も一緒に入らせて頂けました。住んでいるお家に、見習いですといって入らせてくださるなんて、所長とその家の方々との間に信頼関係がなくては嫌がられるようなところなのですが、全く嫌な顔をせずに、入らせていただけました。そのお家の、家具と建物の一体感がとてもかわいくて、その空間に感動してしまいました。意匠設計というと、どうしても外観から入ってしまうのが今までの私のイメージだったのですが、人と空間を合わせて、毎日をお気に入りの空間で過ごせるようにできるなんて、そんな素敵な仕事だということがその時やっと、分かった気がしました。その帰り際に、その家の小さい男の子が、外に少しお見送りに来てくれたのですが、そのうち、「早くお家に入りたい~」と言っていたのがすごく印象的でした。
ここに来ることができ、この仕事の大変なところ、嬉しいと思えるところを知り、これを仕事にしたいとその時確かに思ったこと、そしてそう思えたことは私の財産になりました。本当にありがとうございました。
■2012.9 武庫川女子大学 生活環境学科 3回生 Y・Nさん(女性)
まずは、20日間オープンデスクとして受け入れていただき、本当にありがとうございました。
研修を終えて「学生の夏休み」に戻ってきたいま、改めてこの20日間がどれだけ充実していたかを思い知り、その実感をかみ締めています。 常にあたまがぐるぐるとまわっていて、いい意味で緊張していた日々だったと思います。今までにない経験でした。
オープンデスク初日、所長から「謙虚さが足りない」と叱られた日。 正直、わたしは今まで、大人の方にここまで真剣に叱られた経験がありませんでした。 無意識にもっていた自分自身へのずるい言い訳も、どこかにあった甘えた気持ちも全て見破られ、所長にこてんぱんに叱られてようやく、自分の考え方の重大な間違いにはじめて気がつきました。 もう、恥ずかしくて恥ずかしくてたまらなかったです。 なにか理不尽なことで怒られているのならば、それこそ言い訳をつけて目をそらし、自分を正当化してすっきりできてしまうものなのですが、所長の発言はみなどうしようもなく正論で、逃げようにも逃げられません。 ずっと見ないふりをしてきた痛いところを悉く指摘され、それらを自分で認めて反省するのは、なかなかしんどい作業でした。 でも、ここで気付く機会を与えてもらえたことに本当に感謝しています。叱って頂いて、ありがとうございました。
さて、わたしがオープンデスクに行こうと思った理由のひとつは、将来の、働く自分のイメージをより具体的に持ちたいという思いがあったからです。 いま、大学や就活サイトから、毎日のように就活への心構えやら対策についてのメールなどが届いています。実際、もう来月、再来月あたりから、就活も本格的に始まります。 しかし、いざ私の身の回りの社会人たちを見たとき、どうしても「働く」ことに対してポジティブなイメージが持てずにいました。 いま、yahooの検索欄で「仕事」と打ち込むと、ネガティブでどうしようもない予測ばかりがでてきます。 仕事はつらい。できればやりたくなんかないと思っている人間が、残念ながら社会には大勢いるということでしょうし、まあ、そんなもんなんかなぁ、とあきらめ半分に思っていました。
しかし、アトリエmでのオープンデスクを通して、決してそんなことばかりはないということを知りました。 所長の一生懸命さ、まじめさ。何より、建築に愛を持って誇りある仕事を心がけられている姿をみて、「よかった!社会には、こんなにも立派な信念をもって仕事をしているひとがちゃんといるんだ。」と、心の底から感動しました。 すごくうれしかったです。「常に建築のことしか、仕事のことしか考えていない」と真剣に話す所長をみて、なんてうらやましい生き方だろうとも思いました。 「生きるために生きている」ということばの意味も考えさせられました。
また、アトリエmのスタッフの方は全員女性でしたが、皆さんが当たり前にぐいぐい仕事をされている光景をみて、同じ女性として、変な話ですがすごく勇気がわきました。 働くこと、仕事をすることにただ漠然と抱えていた不安を、ここでの日々で解消できたように思います。 わたしも、一生懸命に仕事をしたい、と素直にいま思っています。やりたいこともあります。
貴重な経験をさせていただいて、本当に感謝しています。 ここで学んだことを大事にしながら、次へすすもうと思います。
■2012.8 金沢工業大学大学院 建築学科2回生 J・Iさん(男性)
アトリエmで特に印象に残っているのは、始業前に哲学の時間です。一日の最初に事務所の在り方の確認、未来の自分を思い描き、夢に向かって努力する。この時間があることで、やる気も高まりました。所長の話を聞くだけでなく、自分も話をして聞いてもらう。自分が思ったことを改めて言葉にして、それに対してまた話をする。この対話をすることで、自分の考えを示す大切さを学べました。
耳が痛かったのは、『だれにも負けない努力をする以外求められる理由は無い』という言葉。本当に自分は努力をできているのか。常に謙虚さをもつこと。完璧な仕事を求めるのではなく、完璧な仕事に向かい続ける姿勢が必要だという言葉には共感します。 当たり前のことを当たり前に行うことの強さ、そこからしか学べないし、成長もしないということを痛感しました。
自分のできること、できないこと、得意なこと、苦手なことを認識できた貴重な経験でした。一つひとつの言葉を胸に、精進していきます。
■2012.3 大阪産業大学 建築・環境デザイン学科 4回生 K.N さん(男性)
私はオープンデスクで様々な経験を得ることができました。 基本的なこと、仕事のこと、建築のことなどを教わりました。 20日間という短い間で6つのプロジェクトに微力ながら関われました。
模型が少し汚くても所長は怒ることなく、模型をクライアントに見せてくれました。 クライアントの喜んでくれた顔は何よりもうれしかったです。
毎朝のミーティングでの所長の言葉は長いときで一時間ぐらいありましたが、生きること、仕事とは何か、お金の大事さなどいろんな切り口で話をしてくれたことで気づけたこと、自分の弱いところ、甘さを知ることができました。
最終日に現場に行って、机上では学べないことを沢山経験し、学びました。 クライアントに説明するためにテープで家具、手すりの位置を示す作業をさせていただきました。
そしてオープンデスク全体を通して何においても一生懸命にやることが大切だということがわかりました。 所長はとても優しく、わからないことも丁寧に教えてくれました。厳しいことも言われましたが、しかしそれは当たり前のことで、自分が今までできていなかったことです。周りのスタッフの人も嫌な顔を一つもせず、些細なことでも優しく教えてくれました。
この20日間は紛れもなく自分にとって成長できたものだと思いますし、次の一歩へ繋ぐ大きな経験でした。
■2011.8 京都工芸繊維大学 3回生K.Yさん(女性)
私にとってこのオープンデスクで得た経験はどんなものにも代え難い貴重な経験となりました。所長の守谷さんをはじめ、スタッフの方が慣れない私に色々なことを一から教えて下さり、とても多くのことを学ばせていただきました。
中でも、朝のミーティングの時間がすごく刺激的でした。守谷さんからアトリエmの哲学を聞き、その後に色々なことを話す時間があるのですが、どんな些細なことでも耳を傾けて聞いて下さり、とても嬉しかったです。また、現場で働くということは様々なスキル、特にコミュニケーション力が必要なのだと改めて実感しました。
本当にありがとうございました。これから、またどこかでお会いした時にはどうぞ宜しくお願いします。
■2010.9 鳥取環境大学大学院生 N.T さん(男性)
約三週間という短い期間でしたが、日々とても価値のある経験をさせて頂きました。ありがとうございました。「目標を持ち、将来自分がどうなっているか、その場所や色、時間まで鮮明に強くイメージできなあかん」 所長のこの言葉が一番自分にとって重要な言葉です。
所長の一言一言というのは とても重みがあり、緊張感がありました。自分を変えるために来た私にとってはいい刺激であり、また、最初は恐怖でもありました。それは、自分の弱い部分を見抜かれることと自分が傷つくことを恐れていたからです。実際、所長から「自分のために頑張るより、人のために頑張っている方が強い」と言われた時、ハッ としたのを覚えています。そこで初めて事務所の意識の高さと自分の持ってきた目標の小ささを痛感しました。それからしばらくは目標を持つことを決めかねていました。とにかく今は出来ることを精一杯頑張ろうと、それを目先の目標にして課題に取り組みました。そんな中ちょうど竣工が近くに迫ったプロジェクトがあり、私はそのプロジェクトを何度か手伝わせて頂きました。クライアントの方に家具の位置やサインの位置、色やサイズなどを検討してもらうため、私はサインや家具を紙で原寸サイズに切り出し、事前に現場の所定の位置に設置しておく作業を任されました。現場に行く直前になって切り出しておくものが足りてなかったり、現場に着いてから設置する位置を間違えていたりと、ハプニングの連続でしたが、なんとか無事やり遂げることが出来ました。後に所長から「小さいことでも役に立っとるねん」と言われたときは、なんとも言えないうれしさが込み上げ、不思議な気分だったのを覚えています。 クライアントの方にも「せっかくなら竣工まで見ていったら?」と言って頂き、結局最後までは見ることが出来ませんでしたが、外壁の塗装が終わったところまで見学させて頂くことが出来ました。
研修中、所長には自分の思ったことをうまく言葉に出来ませんでした。私は、自分でも誰かの役に立つことが出来たんだと実感した時、自分は建築の仕事でないと駄目だと思いました。研修の半ば、所長から「(自分が建築をしたいのか)本当にまだ迷っているのか?」と問われ、私は反射的にやりたいと答えましたが、それが自分の本心だったと思うからです。それを確認できた事が今回の研修の中で一番大きな成果だと思っています。
お忙しい中、迷惑もお掛けし、全く至らぬ自分を最後まで受け入れてくださり、本当にありがとうございました。明日からまた、自分に出来ることを全力で、謙虚に、あるべき自分の姿に向かって頑張ります。
■2010 .5 京都造形芸術大学芸術学部 卒業生 Y.K さん(女性)
私がオープンデスクに応募することになった理由は、建築の世界に早く、少しでも足を踏み入れたいという気持ちがあったからです。
昨年から今年に掛けて、様々な人に出会い暖かいお言葉や厳しいお言葉をかけてくださいました。その中で、建築をされている方を紹介して頂きました。その方にまず、「本当に建築がやりたいのか」と問われました。私はやりたいですと答えましたが、その方にも私の覚悟できていない所が伝わったのか、何度も同じ質問をされ、建築はとても厳しい世界であることを滔々とお話しになり、私が何をたりたいのかわからない、そんな考えでは甘いとおっしゃいました。そして最後にやりたいのならどんな形でもどんな手を使ってでもいいから、早く建築の世界に入るようにとおっしゃいました。やってみなければわからない。まさにお尻に火がついた瞬間でした。とにかくやりたい、やってみたい、やらずに諦めてしまいたくないと思い、オープンデスクに応募しました。
今、オープンデスクを終えて、やはり建築の世界で生きていきたいと思います。主に模型の製作をさせて頂きましたが、これが本当に建つのかと思うと胸が高鳴りました。そして、クライアントの方との打ち合わせや竣工後の住宅の撮影で私は何がしたいのかに気が付きました。私は、あの笑顔が見たいです。厳しい世界であることも、私が勉強不足すぎることもわかりました。それでも良いものをつくり、あの笑顔を見たいと思います。
忙しい時にも関わらず、オープンデスクを始めてすぐに、逃げ出そうとした私を最後まで受け入れて頂き、本当にありがとうございます。私はずっとやらない言い訳を考えていただけだということが、今はわかります。本当に「脳は言い訳を考える天才」だと思いました。
オープンデスクの間は、今までに気づかないふり、目を背けていた自分の弱い部分を目の当たりにし、反省の日々でした。そういう部分を見るのは嫌です。しかし、あるがままの姿を受け入れ、反省し、くよくよせずに前向きに元気に、毎日100m走でこれから夢に向かって進んでいきます。 ありがとうございました。
■2009.12 近畿大学 建築学科 4回生 A.N さん(女性)
アトリエmでは学校では体験できない様々な事を学ばせて頂きました。仕事での倫理観や言葉の意味、建築とは何かなど、いろんなお話をして頂いて大変勉強になりました。 クライアントに対する配慮や毎日の掃除からも、守谷さんの仕事に対する熱意が伝わってきました。 今回のオープンデスクを通してより建築をやりたいと思いました。守谷さんのような立派な建築家になりたいと思います。目標を持ち、謙虚な気持ちで、誰にも負けない努力をします。オープンデスクで学んだことを、これからの人生に活かしていきたいです。本当にありがとうございました。
■2009 .3 近畿大学 建築学科 4回生 M さん(男性)
アトリエmにオープンデスクを希望するまで私は学生生活の多くを体育会の部活に費やしていました。 建築に対して興味がなかった訳ではありませんが、要するに部活一本という毎日です。私は小学校1年から今まで、その部活を現在まで続けていました。 しかし見込みがなかったのか、努力が足りなかったのか?その道で進む事はどうやら難しかったようです。そうなってしまった原因は何となく自分の中では気付いているのですが、….。
私は昔から何事にも本気で取り組むのが大好きでこの部活が終わる事でもう、本気で泣き笑い、喜怒哀楽を表現できる場がなくなるのかと思うと心細く、しかもその結果を生んでしまった原因が自分に あるということにも気付いていたので言葉にならない後悔が後をたちませんでした。そんなネガティブが蔓延していた私でしたが、ある人の言葉で感銘を受けました。 「いつか出来る事は 今出来ること」
私はアトリエmのHPを見てさっそく応募しました。あまりの即行動だったので希望の理由など考えていませんでした。 面接では、それに対して正直に「近いから」と失礼な答えをしたことを今でも覚えています(笑) この場を借りて謝らせて頂きます。すいませんでした。前から気付いていた事ですが、私は建築に対してとても無知で、所長から与えられる仕事もなかなかこなす事が出来ず、自己嫌悪したくなることもありました。 しかし、ここで逃げる事は簡単だったと思いますが、最低20日間意地でもやりとげるという気持ちでした。なにより自分の中で部活と同じ後悔はしたくありませんでした。
アトリエmでは本当に多くの事を学ばせて頂きましたが、私が得たものを1つ大きくあげるのなら、『建築で生きていくという覚悟』 です。そして嬉しかった事は、『本気になれる場が建築の世界にはある』 ということです。 それを気付く事が出来た事に私はとても感謝しています。本当にありがとうございました。
■2009 .1 S建設専門学校 建築CGデザイン学科 A.Kさん(女性)
20日間の予定が、就職の事もあり、14日間という短い間でしたが、本当にお世話になりました。 私が、アトリエmのオープンデスクに参加したのは、、内定した就職先に悩んでいる時、アトリエmのHPに出会ったのがきっかけでした。残念な事に求人は行っていなかったのですが、オープンデスクであれば随時募集しているとの事で、私自身、実際の仕事を知らなかったので、まずはその仕事に携わってみようと思ったのです。
研修初日は、次の日がクライアントとのプレゼンということもあって、忙しくバタバタしており、早速、模型の製作補助を頼まれ、戸惑いでいっぱいでなかなか手が動きませんでした。 守谷さんには 「細かい所こそ、お客様が一番みて判断するのだから、特に丁寧にする事!」 と教わったのを思い出します。 なんとか言われた部分を完成しましたが、やはり模型は苦手という事もあり、なんともいえない仕上がりで申し訳なく感じていました。
次の日、プレゼンが行われ、ちょうど契約が決まったとのことで、 「君のあの模型が気に入ったかもしれんな~笑」 と言われ、冗談と分かっていながらも、なんだかうれしかったです。又、実際のプレゼンを聞き、話を持ち出すタイミングなど、ちょっとした緊張感もあり、刺激を受けました。そして、設計とは、思っていた以上に大変で、時間と根気のいる仕事であると知りました。
また、守谷さんには、いろいろなお話をしていただき、あまりにも無知の私には、どれもこれもが、勉強となり宝となりました。私にとってオープンデスクは、本当に良い経験となりました。なによりも悩んでいる私の話を真剣に聞き、進路を決めるきっかけを与えてくださった事に感謝します。そして、私は、もう一度就職活動をする事となりました。
最後にお話頂いた、スティーブ・ジョブズの 「stay hungry, stay foolish」 の精神をモットーに頑張ろうと思っています。 本当にありがとうございました。
■2008.12 K大 建築学科3回生 Y.Fさん(女性)
現在、私は大学三回生で、一般的に就職活動を意識し始める時期というものを迎えています。オープンデスクを志望させていただいたきっかけも、そのような時期に合わせて、「自分自身がこれから何をしたいのか?」という疑問を持ったことからでした。
面接の日、私の場合は、「将来、建築関係に携わるかどうかわからない。」といったことがあり、面接時も私の話は不明瞭なことばかりでしたが、それにも関わらず、嫌な顔一つせず誠心誠意お話をしてくださった守谷さんを見て、是非ここでお世話になりたいと強く思いました。
オープンデスクの研修をさせていただけることが決定し、初日は緊張と不安でいっぱいでしたが、日を重ねるにつれて慣れていくことができました。 アトリエmの一日は朝の掃除から始まり、オープンデスクのメインの作業は模型作成でした。他にも、家具の原寸大の型紙や備品の型紙など、使ったことがなかったイラストレータに悪戦苦闘しながらも作業をしました。どれも完成度は決して高いものではありませんでしたが、守谷さんが施工現場で私の作った型紙を使用してくださっていて、本当にうれしかったです。
休憩時間やお仕事の合間にして頂けたお話は、何よりも刺激になりました。また、そういった言葉だけではなく、仕事中の守谷さんの仕事に対する姿勢や行動、守谷さんの人柄など、非常に勉強になることばかりでした。 アトリエmで過ごさせていただいた貴重な時間を、進路を含め自分自身の人生に活かしていきたいです。20日間お世話になり、本当にありがとうございました。
■2008.3 K大3回生 Tさん(男性)
今回、守谷さんの所で学んだ事は非常に多かったのですが、 特に心に残った言葉が「めんどくさい事を進んでやる」という言葉です。この言葉は、建築家になる為だけでなく、人間としてどうあるべきかという示唆が含まれていて、特別な職能としての建築家ではなく、あるべき姿としての人間になる為の言葉だと感じました。その言葉に表されるように、守谷さんは建築家であると同時に、人間として非常に貴く高いものを目指しておられる方だと思いますし、お手伝いさせて頂いた事を、尊敬の念を持って嬉しく思います。 たった1ヶ月でしたが、将来のビジョンを捉えるための非常にいい機会になったと思います。
反対に1ヶ月で経験できなかった事も多いと思います。確認審査や現場など、もっと知りたいという気持ちもあってそこが少し心残りです。僕で良ければ、またの機会に使って頂けると非常にありがたいです。 スタッフさんの入れ替わりの時期でお忙し所、さらにご迷惑をかけてしまったかもしれませんが、僕は守谷さんの云う所の「仕事」に触れる事ができたでしょうか?ただのアルバイトと同じ働きでしたでしょうか? オープンデスク終了後、そこが気掛かりで、守谷さんの仕事観からの感想をお聞きしたいです。 今回は本当にありがとうございました。
■2007.12 K大3回生 Iさん(男性)
以前から建築家という職業に魅力を感じていて、就職活動を前にその仕事がどのようなものなのか知りたくてオープンデスクに応募させていただきました。
大変忙しい時期にお邪魔させていただいたのですが、事務所では、所作に始まり実務やものつくりの考え方にいたるまで様々なことを学ばせていただきました。本当に知らないことばかりで、そんな自分が事務所に行くことが失礼に当たるのではないかと思うこともありましたが、守谷さんはどんなことも丁寧に教えてくださいました。 建築のことはもちろんですが、仕事に取り組む姿勢についても学ばせていただきました。信念を貫き通すこと、いかに当たり前のことを確実にこなしていくのか、本気で仕事と向き合うことではじめて見えてくる次のステージなど、建築家に限らずどの仕事をしていく上でも大切なことを教えてもらいました。
実際の建築家の仕事というものはメディアで扱われている華やかなものだけではないと、よく耳にしていましたが本当に雑務の多い仕事でした。しかし、どの仕事も現実に建物を建てるために繋がっているのだと思うと気持ちの入り方も違いましたし、むしろ楽しくさせていただいたと思います。また、その雑務の仕事ひとつにとっても細部にまで気を配る守谷さんの姿勢が、クライアントとの信頼関係を築いているのだということも感じました。
ここでの経験は将来の仕事を考える上で視野を広げてくれましたし、守谷さんの話を聞いていくなかで人としてもっと魅力のある人間になりたいと思うようにもなりました。短い間でしたが本当にお世話になりました。事務所でお手伝いさせてもらうなかで改めて自分は建築が好きなんだと感じさせてもらいました。 ありがとうございました。
■2007.10 K大3回生 Sさん(男性)
4月から約半年間の間、大変お世話になりました。
元々建築家になると決意していて、アトリエの仕事がどういうものか具体的に知りたいと思いオープンデスクに参加させて頂きました。そのアトリエの仕事というのは実際のところは膨大な仕事に追われ、創造する時間というのは非常に限られており自分がイメージしていたものと大きく違うものでした。それほど建築をつくるという権利を得るには大変な道のりがつきものでした。
しかしその現実を目の当たりにしても建築家になりたいと思う気持ちがさらに強くなったのは、守谷さんの日々ベストを尽し仕事をこなしていく、毎日を積み重ねていく姿を見て、自分もそうありたいと感じたからでした。
少しでも収穫があればと思い、できるだけ長期でアトリエに居させて頂きましたが、自分の至らない部分も多く迷惑かけることもあり申し訳ありませんでした。それでも守谷さんが自分にかけてくれた言葉や、アトリエでの経験は自分の中で大事なものです。普段の仕事だけでなく、クライアントとの打ち合わせや施工中の現場にも同行させていただき、大学では決して学ぶことができない経験をさせてもらえたこと、感謝しています。
意志の強い建築家になります。本当にありがとうございました。
■2007.7 K大4回生 Tさん(男性)
実質1ヶ月大変お世話になりました。 最初応募した時はとにかく設計のアトリエの仕事がどんなものか知りたくて、1日でもいいから居られたらと思っていたのですが、長い間勉強させて頂いて感謝しています。おかげで設計の仕事のほぼ全ての段階に携わることができたと思います。また、期間中に他のオープンデスクの人やクライアントの方や建築関係の人などに接し、世の中には色々な人が居ると知れただけでも視野が広がっていい 経験ができたと思います。
建築の仕事は予想通り楽しいものであり、仕事場で初めて接した 建築家というものは想像を遥かに超える器の大きさでした。そして もしこの仕事ができたら幸せだなと思いました。オープンデスクを通してこの仕事をやっていきたいという気持ちはさらに強くなったので、もっともっと勉強して守谷さんの言っていた”箱”にどんどん詰め込んで、粘り強く突き進んで行こうと思います。
これからさらに暑くなり、さらに忙しくなりそうですが体には十二分に気をつけて頑張って下さい! 今度お会いする時は建築家同士で・・・なんて言ったらまた身の程を知れと怒られますかね(笑) ありがとうございました。
■2007.3 Oさん
3週間、建築の話から宇宙の話まで、いろんなことをたくさん教えていただき、お世話になりました。 最初、オープンデスクに参加しようと決めたのは、HPのオープンデスク募集の所に書かれていた文章に心動かされたからです。就職活動が現実に迫ってきて、これからどうしていこうか、建築家をめざすのか、または別の企業に就職するのか、はたまたあきらめかけていた小さい頃からの夢をぶり返して追いかけてみるのか、いろんな考えが頭をグルグルと占拠していた時でした。パソコンの前で文章を読んでいるうちなぜか胸がいっぱいになり、涙があふれてきそうでした。それはオープンデスクに参加してからも同じで、守谷さんの強い気持ちから出てくる言葉に、納得したり、頭を抱えてみたり、時に涙が止まらず迷惑をかけたりしました。
このオープンデスクで学んだことは、「丁寧」「努力」「強い意志を持つこと」の3点です。「丁寧」というのは、模型づくりやCADの作業をさせてもらう中で大事だとわかりました。はじめは、要領よくこなさなきゃと思っていたのですが、丁寧にやってくれたら一番いいということを言われ、実際に仕事でクライアントさんに見てもらう模型やCADに、手を抜いるところや雑なところが見え隠れしたら、家を建てるという一世一代のことを頼みにきているクライアントさんに不快感や不安感を与えかねないし、そういう仕事をする人だと思われかねないし、仕事として当たり前のことだという事に気づいてからは、自分に与えられた仕事はできるかぎり丁寧にこなしました。そして、丁寧にいい仕事をこなしていくためには、日々こつこつと積み重ねていく努力が必要なのだなということも、3週間の間ですが、日々の仕事や話の中からわかりました。そして、最終的に、丁寧に、コツコツと日々努力を積み重ねて前に進んでいくためには、自分はこう生きていくのだという目標や強い意志が芯にしっかりないといけないなということも、今実際に強い意志を持って建築家として活動されている守谷さんから学びました。
あと、朝の掃除がとてもスガスガしい気分になるので好きでした。 建築のおもしろさをたくさん伝えていただきありがとうございました。守谷さん自身が楽しんで仕事に取り組んでいることが、とても励みになりました。自分も、守谷さんのような、自分の仕事に誇りをもって、責任を持って、そして人生を楽しんでいられる大人になっていたいと思いました。
本当は、今回のオープンデスクを終えたあと、建築家になろうと決意を固めているはずでした。最終日もそのつもりで、そのことを伝えるつもりでした。ですが、最後に「どうせ苦労するんやったら、やりたいことをやるほうがいい。」と言われて、さらに迷う気持ちが大きくなってしまいました。その通りなのに迷っているのは、やっぱり前に進んでいくのが恐いからだと思います。でも、捨てきれない思いだからこそ、迷っているのだと思います。結局、大阪にいる間に結論は出ませんでした。でも、この大阪での3週間は、自分を形成するのにとても重要な毎日になりました。迷いながらだと思いますが、自分が思ったように動いてみます。いつもなのですが、迷いに迷ったあげく、結局前に進んでいくのが私なので、またいつか前に進んだ時は報告させていただきます。ありがとうございました。
■2007.3 Mさん
オープンデスク参加中は大変お世話になり、ありがとうございました。 春休み前からオープンデスクに行きたいと思っていたのですが、なかなか行動に移せず、結局3月の後半からになってしまいました。
実際、通い始めると、居心地の良い事務所で、楽しく仕事をさせていただきました。もっと早く応募して、一ヶ月ほど参加したかったです。 オープンデスク参加中は模型も作らせていただき、模型づくりの楽しさを実感しました。細部こそ丁寧に作るということを意識してこれから模型作りも勉強していきたいです。また、全く扱えなかったjw_cadも教えていただき基本的な操作はできるようになりました。自分ではなかなかできなかったと思います。忙しい中教えていただき、本当に感謝しています。
そして、クライアントの方と相談してその度、案を練り直し、より良いもの作っていく、そういう現場を見させてもらい、家を創るという難しさと楽しさを私なりに感じ取ることができました。一度作った模型も何度も作り変えて、最終的にひとつの良いものを創るという過程を、ほんの一部だと思いますが見ることもできました。
今回、オープンデスクに参加して今後の自分のためになったと思うことはたくさんあります。守谷さんがしてくれた数々のお話もそうですし、他大学の学生との交流も自分にとって刺激になりました。守谷さんのお話は人間的な話が多く、そういう話に時間をかけてくださったのは有難かったですし嬉しく思いました。また、今まで私は他大学の学生と建築のことで交流したことは無かったのですが、イベントなどを通して交流していくのも自分の意欲の向上になっていくだろうと思いました。
そして、一番の収穫は、もっと行動的に勉強しなければと思えたことです。 今回の経験は、今後の就職先を決めるのに重要な要素になると思います。そして就職してすぐには無理かもしれませんが、将来は守谷さんのように自分の設計事務所を持ち、誇りを持って楽しんで設計という仕事をしたいと思います。
本当にお世話になりました。また進路が決まりましたら連絡させてもらいます。ありがとうございました。
■2007.3 Fさん
オープンデスク期間が終わってから、もぅ10回くらいアトリエmのHPを見ましたが、毎日一緒の事務所で手伝わせてもらっていたことが、なんだが変に現実味なく思い出されます。 かなり濃厚で、授業と同じように、模型を一から作ると言えども、絶対現実離れした1ヶ月でした。
アトリエmでお世話になっている間に頑張ろうと思ったこと。それは、模型と庭作りをさせてもらうことが楽しくて、そればっかりやりたくなってしまっていたのですが、CADの習得を、この1ヶ月の途中から1番の目標にしてやっていました。それはCADが大切だからというよりは、すぐには習得できないかもしれないことに挑戦してみようと思ったからです。 図面おこし1日目は目が痛くて気分が悪くてで、しかも仕事も進まない、と散々でした。これだったら守谷さんの仕事がはかどるような得意なことをしていた方がいいかなと思ったりもしましたが、守谷さんが、模型作りのできる環境も、CADを触れる環境も用意してくださったのが本当にありがたかったです。なんども「やり終えることが目標ではない」と言われていたのを思い出します。
本当に、リアルな仕事現場を間近で見せてもらうことができて本当に本当に充実していました。守谷さんとこれから先いつお会いしても、あの一ヶ月間と同じように、熱く熱く語ってもらえることを楽しみに、私も私を鍛えておきます。本当にありがとうございました。
■2006.10 Fさん
アトリエMでオープンデスクで働かせていただいた時間は、なかなか充実していたと思います。(中略) オープンデスクで一番学べたな、と思えることは、建築的な事では なく、生活や、物の考え方だとおもいます。
また守谷さんの前では、借り物の言葉を使ってごまかしてもだめなんだな、と思いましたね! ごまかすつもりとかはなくても、自然とごまかしてしまっている自分に気付きました。
模型の仕事など、大体任せてくれていたので、楽しくつくるとこもできました。 でもやはり一番興奮したのは、現場に連れて行って頂いたことです。本当に、ほとんどの住宅、建物は 無駄なものだらけなんだな、と感じました。
「家を設計することは、祭りの行事に関わること」というお話、凄く印象に残っています。 そういう風に想像するだけで、何かわくわくしてきましたね。祭り事、大好きです。 失礼なことは多々あった かもしれませんが、私は凄く楽しかったです。
本当にアットホームな事務所で、緊張することなく、お手伝いすることができました。 むしろリラックスしていたように思います。 長 々とかきましたが、結論的には楽しくやれることができました!の一言につきます。
■2006.9 Yさん
10日という短い間でしたが、本当に勉強になりました。 初めて所長にお会いした時に、素直にいい人だと思いました。
いい人というのは表現は難しいですが、僕にとって心地よい人だと感じたのだと思い ます。 なんというか、これから勉強させていただくに当たっての環境はよさそうだな、と。 少しえらそうですけど(笑)
そして、実際に通わせていただいたのですが、やはり楽しかった!! 通って一日目にして、将来独立するとかしないとかっていう迷いは吹っ飛びました。 やりたい事をとりあえずやろう!!って気持ちになり、目標が明確になり、頑張る気 持ちが沸いてきました。 そして、事務所での作業はどれも新鮮な事ばかりで、所長はえらそうにするでもな> く、仕事も忙しいのに僕にえらくかまってくれました(笑) 建築的な話だけではなく、むしろ人間的な話の方が多かったと思いますが、どれもた めになる話ばかりで楽しかったです。 所長とはなしていると、本当にやる気というものがふつふつと沸いてきました。 とにかく今は勉強するしかないです。もっともっと勉強します!! 本当はもっともっと色んな事があったのですが、今は浮かびません(笑) 現場見学は楽しかったです。どれも楽しい事ばっかりです!!
それではこれにて、感想文を終了させていただきます!! 守谷ご夫妻様、季節の変わり目ですので、お体に気をつけて~!!
■2006.8 Oさん
先日はお世話になりありがとうございました。(中略) アトリエmのHPを見るといつもオープンデスクに行っていた時のことを思い出します。 教えてもらったこと、思い知らされたこと、そしてまた前を向けたこと。 あの2週間は自分の一生がかかっているような、本当に内容の濃い大事な時間だったと思います。 言われた一言一言、毎日心に残った事は日記に書いて解釈しようと必死でした。(中略)
一番心に残っているのは、最終日の前日に将来の話をした時ですが、 あんなに真剣に聞いてもらえると思っていなかったし、我が身のようにおしえてくださる 守谷さんをすごく心強く感じ、また自分の将来の夢の仕事をしておられる方の話ということもあり、 すごく説得力がありました。 今までは資格こそが目標という考え方をしてきたし、それがないと建築なんてできないと 思い込んでいました。
しかし資格をとるという事は建築家になるための過程に含まれる1つのハードルで、 大事なのは建築家になってからどんな建築ができるかということで、自分が納得でき、 そして施主に満足してもらえるようなものをつくることが目標なんだと。(中略)
そういえば、この間の日記に加美の家の庭に木が植えられている様子がアップされていましたが、 もう完成したんですか?早く見たいです。完成した写真とかあったらまた載せて下さいね! これからどんどん寒くなっていきそうですが、お身体に気をつけてがんばって下さい☆ それでは また...
■2006.8 Fさん
オープンデスクの約2週間ほんとうにお世話になりました。 初日の前日はどんなことをするのか、どんな環境なのかなど考えてドキドキしていたのですが、始まってみるとクライアントの家にいったり打ち合わせに同行したり模型を作ったり学校の授業ではとうてい経験できないことを経験できました。 そしてなにより守谷さんのお話や志はとても強く、プロとして仕事をするのは私が想像しているよりズット覚悟も主張も必要なんだと感じました。 やっている仕事は一見地味だけどその作業を軸にたくさんの人がかかわって素敵な家になっていくんだと肌で感じることができてよかったです。
K邸の様子はどうでしょうか。私が作った模型が少しでも役立っていればいいなと思います。 TハウスもY邸も全然違ったいろでそれぞれに本当に洗練された空間で素敵でした。 これからも素敵な家を造って下さい。