松並木のある家– 海辺のなごりを残す、RC造と木造の混構造の家 –
松並木のある家
– 海辺のなごりを残す、RC造と木造の昆構造の家 –
この仕事がアトリエmを設立するきっかけになった。
当時私は25歳。「もっとキャリアを積んでから」という意見もあった。
静かな住宅街にあるこの敷地は、昔は海辺だったことを連想させる松並木が残っていた。それらの木々は残し、その間に門を配している。
高石市の羽衣という静かな住宅街にあるこの敷地は、昔は海辺だったことを連想させる、松並木が残っていた。それらの木々は残し、その間に門を配している。
1階と2階の必要面積の差が大きく、1階を鉄筋コンクリート造、2階を木造とすることにした。また、外部には、風を適度に通す素材(穴あきブロックやグレーチング)を使いあまり閉鎖的にならないように気をつけた。
内部は白を基調とし、床にはコルクタイルを選択。 また、食器棚や、トイレ等の小窓に使った青いガラスは、私の最も好きな素材のひとつだ。
広々とした庭は木々がよく育ち、現在は森のようになっている。 その庭の中に、一緒に設計した愛犬の犬小屋が有る。
この仕事が無ければ今の私は無い。未熟ではあったが、全てを尽くしたつもりではある。