「切妻と中庭の家」-2-根切り

 根切り工事が始まりました。基礎を埋める為、地面を掘る事を根切りと言うのです。

 建築を支える基礎は、幾分地中に埋まっているので安定感が増す訳です。

 ここで位置が少しでもずれていたりすると、全くお話しになりません。構造体という意味では、地面に近ければ近いほど精度が要求されるのです。

文責:守谷 昌紀

「切妻と中庭の家」-1-プロローグ

 市街地の敷地は、縦長のものが多くなります。道路と接していないと建築物は建てられないので、必然的にそうなるのです。

 この計画地は北側が道路、他の三方は住宅に囲まれています。それで、主要な居住部分は、日当たりのよい2階に上げました。

 中央に中庭を取り、その南北に2列に部屋を配置しました。これでどの部屋にも直接光が差し込みます。

 場所と向き合い、素直に答えを探しました。

 3月下旬、「切妻と中庭の家」工事開始です。

文責:守谷 昌紀

1996年にアトリエmを設立してから四半世紀。住宅、クリニック、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。