「Ohana」-17-外壁

 8/7(金)は、色決めの為、現場へ。

 この日は、外部塗装、コーキング工事中でした。

 外壁は白く塗られています。

 ガンという道具で、サッシ回りにコーキングを打ちました。

 内部は壁と天井のボード貼、床のレベリングを終えています。

 階段もペンキを塗り始めました。

 これから色が付いていきます。

文責:田辺 幸香

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-16-内装

 昨日は、クライアントと「切妻と中庭の家」に行っていました。

 サンプルで見ても中々イメージが沸かないので、実際の空間を見て貰おうという事になったのです。

 午前中は藤井寺にいたので、京阪電車の出町柳で待ち合わせ。

 京都の市街地は混むと時間が読めませんが、混雑はそれ程ではありませんでした。

 実際の空間を確認して貰い、一つ決定事項が増えました。

 この積み重ねが大切です。急いで現場に戻り、そのまま定例打合せです。

 2階スタジオは断熱材が入りましたが、外部を養生しているので、窓が開けられません。

 サウナに入るよりも、汗が噴き出してきます。

夕方、職人が帰ったあとの建物を、見て回ります。

 残された時間はもう僅かですが、問題点、改善点が無いかを探ります。大きな目標は達せられつつあります。

 あとは細部。ここで、建物の完成度が大きく変わってきます。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-7-上棟式

 8/4(火)は先勝で、午前中は上棟式に出席しました。

 建物の一番高い所に掲げる御幣の文字は、小学校5年生のお姉ちゃんが書いたもの。

 本当に達筆です。

 御幣は最終的に屋根裏に入れておくものです。

 こういった事に、クライアントが可能な限り係わるのはとても良いことだと思います。

 それを紅白のロープで棟へ向かって掲げて行きます。

 大工さんによって取り付けられました。

 式典は無事完了し、少し打合せをしていました。

 退屈になったお子さん達は躯体を伝って上階へ。流石に身軽です。

 心をきなくドタバタ出来る家を。

 それがこの家のメインコンセプトです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-6-建方

 減額作業に時間が掛かってしまいましたが、概ね建方工事が完了しました。

 しかし梅雨が長引く影響を、まともに受けてしまいました。レッカーでの吊り込み作業日が大雨。無事建ち上がり何よりです。

 今日は晴れていたので、屋根の形がクッキリ出ていました。

 建物が広場を抱くような形になっているのです。

 吹抜に面した廊下は読書、勉強スペースです。

 リビング、ダイニングといい関係が作れそうです。 

 そこから眺める空は、なかなか気持ち良さそうです。

 ここに座って、本など読んでくれれば……というのがクライアントの願い。

 親の心、子は知るとなれば最高です。

 やはり建築は現場が全て。活気のある現場を見ると、どんな時も心ときめくのです。
 
文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-15-外壁下地

 九州、中国地方では大変な豪雨でした。

 これまでの梅雨のイメージとは程遠いものですが、それにしてもなかなか明けてくれません。

 Ohanaは、防水工事が終わったので、早速屋上に上がってみました。

 足場がなくなると、簡単には上がれないので、現場の人間だけが見れる景色かもしれません。

 グレーの塔のすぐ右に見えるのが京阪萱島駅。ホームの西端から裏側が見えるのです。

 開口部には、ようやくガラスが入りました。

 階段横には大きな縦長の窓があります。人の動きが街に伝わればと思います。

 2階のスタジオにある窓は、子供がのぞきたくなるような、というリクエストがありました。

 窓は建物にとって目のようなもの。

 空間の雰囲気、内部の感情をを街に伝えるものと考えているのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-5-土台

 昨日に続き、雨。それでも現場は進みます。

 土台付けを終えた、現場に行ってきました。

 床板を張ると、作業がしにくくなるので、給排水の配管は、先に行われています。

 明日から始まる建方に向けて、足場も組まれていました。

 今日も、午後から天気が回復すれば、作業開始です。

文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-14-位置決め

 今日は、昼から現場で照明器具、スイッチ、コンセントの位置決めでした。

 朝から準備に行っていましたが、一瞬で汗が噴き出してきます。

 内部工事に入ったので、資材、人手も増え、ごった返して来ました。

 照明等の位置を、クライアントに確認して貰うのですが、5時間半ほどかかりました。

 やっと出来た列柱。現場は相当苦労していました。

 クライアントが、自らのブログにもUPしてくれました。
 流石はプロです。当たり前ですが、写真がうまい!

 仮看板も付きました。

 これからは、道行く人にもその存在を伝えて行くのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-13-天井下地

 梅雨明け間近、列柱が建ち上がりました。

 この列柱は、写真スタジオと既存住宅を分け、ロケーションスタジオ(屋外スタジオ)の背景となる大切な部分です。

 35本ある柱の高さは、2m~6.9mあります。

 1本ずつ高さの違うH鋼で、曲線が描かれています。

 現場では、天井下地を組んでいました。

 次回は照明やスイッチ、コンセントの位置決めです。

文責:田辺 幸香

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-12-外壁下地

 昨日はクライアント、専門機器メーカーを交えて、現場で打合せでした。

 写真スタジオ独特の設備といえばまずバック紙。

 背景になるシートが、舞台のどん帳のように巻き取られるもので、数本が天井に埋め込まれます。
 
 照明は天井にレールを取り付け、吊り下げられます。片手ですっと動かせるくらい軽いのです。

 実務の道具は、機能を追求しているので、なかなかに美しいものです。

 工事は外壁下地とサッシが平行して進んでいる状態で、ここを過ぎれば内装に移って行きます。

 階段も取り付きました。

 段板、手摺はまだですが、2階のスタジオへはここからです。

 昨日は蒸し暑く、大汗でした。夜、体重を量ると2kg減。それを喜んでいるようでは駄目なのですが。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-11-スラブ打設

 6/29(月)は、電気関係の打合せの為に現場へ。

 床のスラブが打ちあがりました。

 2階は撮影スタジオなので、壁と天井こそありませんが、ほぼこのボリュームです。

 七五三、お宮参りなどのイベントはもちろんですが、何かちょっとした記念に、撮影に来て貰えたらなあと、思います。

 京阪萱島駅前の現店舗に、幼稚園で撮影した一人一人のスナップが飾ってあります。

 約160人分、写真の全員が笑顔です。クライアントのIさんに「これを撮るのは大変だったでしょう」と聞くと、「ギャグがことごとくヒット!」と言っていました。

 どんなギャグかは聞いていませんが。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

1996年、25歳の時に生まれ育った大阪に設計事務所を設立しました。関西を中心に、東京、長野まで、注文住宅、クリニック、別荘、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。