「ドタバタ広場のある家」-23-1ヵ月点検

2009年 12月6日(日)

 10月下旬に竣工した「ドタバタ広場のある家」。1ヵ月点検に行ってきました。

 リビング・ダイニングには大きな吹抜があります。そこには、クリスマスの飾りつけが。

 是正内容としては、玄関鍵の微調整と、ハシゴをかける金物の再固定でした。工務店の監督に工事予定をたてて貰いました。

 久し振りに、ぐるっと見せて貰いました。

 小学2年生の子供さんは、ハシゴをスルスルッと上りロフトへ。

 吹抜も見下ろせて、ここはなかなか楽しいのです。

 その後、お茶を頂きながら四方山話を。洋菓子は奥さんのお手製で、本当に美味しいのです。

 御菓子だけに係わらず、ガスオーブンは使い勝手が良いと仰っていました。御菓子のカゴ、藤で編んだツリーは、ご主人の母様の作品です。

 上がるときには気付かなかった、玄関先のディスプレイ。

 ご主人が受け継ぎ、長年使い込んだカバンが使われていました。先月には、ご主人の親族がお祝い事を兼ね、横浜などから見えていました。

 この日記を見て頂いたようで「ここはこうなったのか」とか「こういうことだったんだね」と、探検するように回られたとの事。本当に嬉しい限りです。

 流石にご親族は、初めて玄関を上がる時、カバンには気付いたそうです。

 ドタバタ広場と名付けた前庭には、植栽がなされていました。

 奥さんが、植木屋さんと一緒に現地へ見に行かれたそうです。見事な、モミジ、ヤマボウシ、オリーブが植わっていました。昼前になったので、1年点検と撮影のお願いをして失礼することに。

 年明けに私が撮る予定なので、上手く撮れるかどうか。次回を楽しみにしているのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「池を望む家」-18-1年点検

2009年 11月28日(土)

 竣工からおよそ1年。点検に行ってきました。

 その前に、そろそろ庭木を植えたいとのことで、9月にも行った古川庭樹園へ。

 園内は道路がはしり、庭木を探して車で移動します。

 気に入った樹があれば、まずはマークをして貰うのです。

 モミジ、カエデの紅葉は最盛期。

 夫妻には、2番目のお子さんが生まれたばかりで、お兄ちゃんも、たまの外出を楽しんでくれました。

 その後、ご自宅に戻り、工務店も参加して点検です。

 1ヵ所、雨漏りの疑いが有り、週明けに防水業者による、是正工事をお願いしました。あとは建具関係の調整など。カプチーノを淹れて頂き、久し振りに池越しの夜景を楽しませて貰いました。

 そして近況報告を含めて四方山話を。最も幸せな時間です。春にはご主人と釣りに行く約束をして、事務所へ向かいました。

 残すは外観撮影のみ。隣地の工事が続いているので、これも春あたりにしようと思っているのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-28-1ヵ月点検

2009年 11月27日(金)

 七五三を迎えるこの時期。写真スタジオは最も忙しい時期の一つです。延ばし目にしていた、1ヵ月点検に行って来ました。

 少し予定がずれ込み、着いたのが夜の7時前。何も不具合は無く、先に来ていた工務店の担当者は、先に帰って貰いました。

 その後、クライアントと当事務所の担当者も一緒に、一区切りと言う意味を込めて夕食へ。彼女は初めて連れて行きました。

 何度訪れてか覚えていない、京阪萱島駅の近くにある焼き鳥屋。安く、美味しく、気を使わない店です。竣工時、見学に来た友人達も大絶賛でした。

 ここで、どれ位熱く語っていたか分からない、という話しをしているうちに、気がつけば終電があるなしの時間に。クライアントとは、また食事に行く約束をし、挨拶もそこそこに駅へ向かったのです。

 webの下書きもチェックして貰い、週明けにはOhanaアップします。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「つるみ歯科クリニック」-3-プロジェクター

2009年 11月12日(木)

 先々週のことになりますが、「つるみ歯科クリニック」へ行っていました。

 9月の連休に内部の補修工事を終え、1ヶ月半が経ちました。院長から「これを期に診察室の壁に映像を映せるようにしました」と聞き、見に行ってきたのです。

 診療の無い時間に伺い、海の映像を流してもらいまいた。診察用のチェアに座り、背もたれを倒すと、これはなかなか……

 診療中の待ち時間を「何か意味のあるものに」という観点から、このクリニックは計画を始めました。

 そして、大きな曲面の壁に、アートワークを配するという空間を考えたのですが、プロジェクターの取り入れも、全く同じ動機からでした。

 私の長男は、定期的にここで診察をして貰っています。

 次回は感想を聞きたいと思っているのです。 

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-22-外構

2009年 10月23日(金)

 10月も後半に入り、だんだん寒くなってきました。

 現場では、残りの外構工事が進みます。

 アプローチ階段のスロープは色モルタル、アウトドア道具を台車で運びます。

 外部の塀、手摺の杉板です。

 午前中、広場を囲む、正面の板塀が出来上がりました。

 階段裏は、食料等を保管しておく、パントリーになっています。

 内部は綺麗に掃除され、ブラインドが、取付けられました。

 明日は、いよいよ引越しです。

文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-21-完了検査

2009年 10月20日(火)

 引越4日前、審査機関による、完了検査が行われました。

 建物の外部、内部を、細かくチェックしていきます。
 
 検査は無事終了。検査済証が交付されました。

 検査後、電気、キッチン、トイレ機器の、取扱い説明会が、行われました。

 クライアントと一緒に、システムキッチンの機能、掃除方法の説明を受けます。

 吹抜の手摺には、所々に覗き穴があります。

 天井には、シーリングファンが取付けられました。

 ドタバタ広場の色モルタルが、仕上がっています。

 間もなく竣工です。

文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-27-竣工写真

2009年 10月19日(月)

 朝から夕暮れまで、竣工写真を撮りに行って来ました。

 お店は営業していたのですが、クライアント協力のもと、撮影させて頂きました。

 クライアントと写真家、晴れ男が2人揃い、本日は一日中、晴天です。

 萱島駅近くからは、生駒山が見えました。

 写真家の三脚は、もともと機関銃の台座を作っていたメーカーのものだそうです。

 1カットずつ、確認しながら進みます。

 白いOhanaは、植物の緑、空の青、夕暮れの灯りに良く映えていました。

 写真の仕上がりが楽しみです。

文責:田辺 幸香
建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-20-施主検査

2009年 10月17日(土)

 施主検査に行ってきました。各部屋を、クライアントと確認して回ります。

 外構工事は着々と進み、アプローチ階段の下地が、出来ていました。

 階段の手摺は、径の違う3種類の鋼材で、構成されています。

 2階ロフトからは、1階リビングの様子が良く見えました。

 照明器具が取付けられ、内部は殆ど出来上がりです。

文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-19-内装

2009年 10月10日(土)

 完成を間近に控え、クライアントとの打合せも、最終段階です。

 この日は秋祭りで、太鼓の音、子供達の掛け声が、聞こえてきます。

 クロスが貼られ、内部は明るくなりました。

 キャットウォークは、生地が見える様、仕上げは、オイルステンの拭取りとしています。

 ドタバタ広場の仕上げは、色モルタルです。

 サンプルから、濃さを選びました。

 これから、外構工事です。現場を出る頃には、広場にコンクリートを打つ準備が始まっていました。
 
文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-18-内装

2009年 10月7日(水)

 明日の朝、台風18号が紀伊半島に接近します。

 現場では、台風対策と、内装工事が進んでいました。

 吹抜の窓を掃除する為の、キャットウォークが取付けられました。

 子供部屋の窓から、出入りします。

 壁・天井にクロスを貼る為に、ペーパー掛けをして、面を平らにしていました。

 白く塗られているのは、パテとい言って、面のデコボコを調整する、粘土の様な物です。

 寝室に、クロスに糊付けをする、電動の機械が置いてありました。

 最終段階に入り、塗装・木工事等が同時に行われます。

 現場は、賑やかになってきました。

文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

1996年、25歳の時に生まれ育った大阪に設計事務所を設立しました。関西を中心に、東京、長野まで、注文住宅、クリニック、別荘、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。