一級建築士事務所アトリエm 守谷 昌紀 のすべての投稿

大阪市平野区、設計事務所。建築家 守谷昌紀

カレイ 満点

 23歳で働き始めてから十数年、お昼ご飯はほとんど弁当です。

 中学・高校を合わせると、弁当歴はざっと20年。結婚してからは妻が、それまでは母に作って貰っていました。

 正午の時報を聞くと食べ始め、その後は本を読んだりこの日記を書いたり。それから15分間の昼寝をします。この昼寝をしたいので、できる限り弁当にしています。

 経験的に15分程にしていたのですが、根拠があるらしく、それ以上長くなると脳が本気の睡眠に向かい出し、目覚めが悪くなります。これも体験済みで、いっとき事務所に寝袋を持ち込んでいましたが、目覚めが悪く2時間くらいウダウダして全くの逆効果でした。

 机上での仮眠がベスト。寝る前にコーヒーを飲めば15分後からカフェインが効きだし尚良いそう。頭もすっきりしてフレッシュな気分で午後の仕事に望めます。大げさに言えば、1日が2日分。

 おかずのカレイの煮付けが、とても美味しかったので、弁当と昼寝について書いてみました。弁当あってこその昼寝で、弁当はやっぱり手作りが一番です。妻と母には感謝しております。

出来る限り映画を見る week partⅡ

3/30の続きです。

3本目 「ミッドナイト・ラン」  満足度90%

 

 

 

 

 

1988年のロバート・デ・ニーロ主演作品です。

story 元シカゴの警官だったジャック・ウォルシュ(デ・ニーロ)は、現在バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)をしている。ジャックはマフィアの金を横領した会計士マデューカスの捜索を、保釈保険会社から10万ドルで依頼され、見事にニューヨークで逮捕。そこからロスへ飛行機で簡単に護送するはずが、飛行機恐怖症と言うマデューカスのため渋々列車で護送することに。旅はFBI、マフィア、そして同業者に狙われる危険なものとなる・・・・・・

感想 奇妙な2人の逃避行は次々と迫る追っ手を、切り抜けながら続きます。その様は実写版「ルパンⅢ世」といったところでユーモアも満載。そんな中、2人には友情のようなものが芽生え始めます。結末は爽快で、とっても後味の良い映画でした。絶対おすすめで、この”week”最高作品でした。

 

 

 

 

 

4本目 「ハウルの動く城」  満足度45%

 2004年の宮崎駿作品。彼の「天空の城ラピュタ」は今でも最も好きな映画のひとつです。飛行船でパズーとシータが電話?で話すシーンは何とも・・・・・・

感想 アニメの映像はどんどん進歩しており素直に「凄いなア」とは思いますが・・・・・・。展開が分かり辛く素直に入っていけませんでした。木村拓哉、倍賞千恵子の2人が声優として主人公を務めていますが、声が聞き取り辛く合っていると思えません。「もののけ姫」で見せた、豪華でこだわりのキャスティングは素晴らしかったのですが、今回はなんとも・・・・・・

 宮崎監督には今まで十分楽しませてもらいました。現在65歳。それでもまだ、みんながワクワク出来るような作品を期待してしまいます。

『スターウォーズ シリーズ』

 誰もが知るヒット作です。全3部作9話で構成されており、1977年公開の「スターウォーズ」からの3作品は、第2部で4、5、6話となるわけです。

1999年から公開された1、2、3話をまだ観ていませんでした。

5本目 「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」  満足度70%

 

 

 

 

 

story 宇宙を統治してきた共和国では、超能力の一種であるフォースを使う ”ジェダイ騎士団”が平和を維持していた。 フォースのダークサイドを持つ集団である”シス”の生き残りが、ナブー星への貿易封鎖を強行する。 ジェダイ評議会は騎士クワイガン・ジンとオビ・ワンを派遣し、若き王女アミダラと共に企みを阻止する為に戦う。

 その途中、特殊な細胞を持つ少年アナキン・スカイウォーカーが現れ、ジェダイとしての教育を受けることになるのだが、彼が物語りを大きく動かすことになる・・・・・・。

感想 う~ん、何が現実で何がフィクションなのかが解らなくなるくらい、不思議な世界がありました。感動を求めることは出来ませんが、映像は素晴らしくて文句なし。浮遊感が最高で、バック・トゥー・ザ・フューチャーⅡのスケボーと甲乙付けがたい。

6本目 「スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」  満足度55%

 

 

 

 

 

story 2002年公開。 前作から10年の歳月を経て、オビ・ワンに付いて修行する青年アナキンは、ナブー星女王の座を退いたアミダラと恋に落ちる。しかし共和国からの分離を推進する者たちの思惑により、ついにクローン戦争が勃発してしまう・・・・・・

感想 「スターウォーズ」についてあまり詳しくないので、アナキン・スカイウォーカーを見て「ダース・ベイダーと戦ってたあの初々しい若者とだいぶ感じが違うなあ。どっちかと言うとちょっと感じ悪い?」くらいに思っていました。途中で彼があの☆☆☆☆になると聞いて驚いてしまいました。

 エピソード2はそこまで面白かったわけではありませんが、アナキンがどうなっていくかが気になります。エピソード3も観なければ・・・・・・

 この”week”で見た作品は6本。エンターテイメント作品ばかりでしたが、ちょっと疲れました。でも映画っていいもんです。

 日記を見て、知人からいくつかお勧め作品を教えてもらったことですし、これを機に週1本は映画を観ることにします。

サクラ咲く

 大阪での開花宣言は3月25日でしたが、事務所の周りでもほぼ満開になりました。

 桜について語るの野暮というものですが、それでもひとこと言いたいのが日本人。無粋を承知で少し。

 桜は咲き始めが一番美しいと思うのです。濃い紅色の蕾から、淡くも生命力に溢れた桜色へと変わり行く瞬間こそが。

 今年は開花が遅れたので、入学式は桜吹雪の下でとなりそうです。

 その風景は一生心に残るのではないでしょうか。

 そんな事を思っているのは親だけなのかもしれませんが。

(土)奈良 (日)堺・芦屋

 

 

 

 

4/1(土)

 今年初めて山奥の湖、池原ダムへ釣りに行ってきました。

 早朝は-2℃と寒かったのですが、春霞ながらよい天気になりました。湖での釣りは本当に久しぶり。しかし水温も低く結果はボーズ(釣果なし)でした。しかし、まずは大自然の中に出掛けて行くことが大事だと・・・・・・

 

 

 

 

 釣りには早々と見切りをつけ、湖岸の山桜を見て回りました。

 山の斜面にポツポツと咲く姿は、桜の可憐な佇まいとは違った趣があります。急な斜面に張りつき、太陽を求めて湖面に枝を伸ばす姿は力強く、野生種ならではのもの。春を迎えた感慨もひとしおでしょう。4時頃には帰路につきました。

4/2(日)

 先輩のMさんがスキーの試合でヒザに大怪我を負い入院中との事。

 カレー屋さんの友人が「お見舞いにいかへん?」と。

 この方、私の知る中でも指折りの負けん気の強い人。大変お世話になっており「男っぽい」ところを尊敬しています。

 大怪我には違いありませんでしたが、元気そうで、明るくて、こちらが元気を貰うほどでした。「よりパワーアップして退院する!」と言っていましたが、多分現実となるでしょう。早く退院されることを切に願います。

 その足で、妻と子供をひらい今度は芦屋へ向かいました。友人のK夫妻が、私たち家族を招待してくれたのです。お宅は阪急「芦屋川」をすこし北に上ったところで、川のせせらぎが聞こえる抜群のロケーションでした。妻は「羨ましい!」を連発していました。

 お昼ごはんに、奥さんの手料理をご馳走になりました。

 お刺身のサラダ、中華おこわ、から揚げ・・・・・・どの料理も本当に美味しかったです。その上、ウチの子供に誕生日プレゼントまで頂いて、ちょっと感動です!奥さんへのお礼にはなりませんが、Kさん、近いうちにアレにお誘いしますので。

 土曜、日曜と久々に2日間きっちり休んで、みっちり遊びました。ゆっくりするのもいいですが、やっぱり人に会うと元気になります。あるエディターの言葉-誘いは断るな-。声を掛けてもらえば何処にでも馳せ参じるのです。

出来る限り映画を見る week

 レンタルビデオ店から、半額セールの案内が来ていました。1本借りて173円。仕事も落ち着いて来たので、今週は”出来る限り映画を見るweek”にしました。

1本目 「パイレーツ・オブ・カリビアン」  満足度80%

 

 

 

 

 

 2003年公開のアドベンチャー、ファンタジー映画。ジョニー・デップが主演で、彼の出演作品は多分「シザー・ハンズ」以来です。あの作品も「以外に良かった」の典型的映画でした。

 海賊船の船長だったジョニー・デップは手下に裏切られ一匹狼となります。奪われた、自分の海賊船を取り戻す為元手下とあるお宝を奪い合うという話。

 ジョニー・デップの「いかれ加減」が最高でした。ちょっと斜にかまえて、現実をなめきったような感じがなんとも良くて。CGも凄かったのですが、剣でのアクションシーンもなかなかの迫力でした。エンターテイメントはこうでないと、というような作品です。余韻はありませんが、十分楽しめます。

2本目 「カンフー・ハッスル」   満足度75%


 

 

 

 

 

 「少林サッカー」のチャウ・シンチーが、再び監督&主演のカンフー映画です。

 ある郊外の貧乏アパートで、住民とチャウ・シンチー扮するチンピラが揉め事を起こします。しかし住民側があっさりと撃退。しかしこの事件をきっかけにギャング団とアパート住民の全面戦争に発展して行きます。

 その争いの中で、アパートの貧相なオヤジや、頭にカーラーを巻いた管理人のオバサンが、実はカンフーの達人で、相当強かったりするのです。チャウ・シンチーは最終的に住民側の見方になりますが、伝説の達人に殴られたショックで、いきなり強くなります。そして、伝説の達人を返り討ちに・・・・・・という話。しかしストーリーに大して意味はありません。

 痛快なカンフーアクションと、「おバカ度」と、キャッチフレーズの「ありえねー」を楽しむ映画。バカバカしすぎてかなり笑える映画です。

 まだ数本借りているので、今週中に見れるかどうか。面白いものがあればまたUPします。

港の魚屋は

 先週末、桜にはまだ少し早そうなので、和歌山の海へ出掛けました。

 

 

 

 

 湯浅というインターチェンジで高速を降り、海岸線をのんびりとドライブ。

 小さな漁港が見えたので寄ってみました。「戸津井」という港で駐車には500円必要ですが、清潔なトイレもあって家族連れにはピッタリです。 少し釣りをしましたが、小さな魚ばかりだったので全てリリース。

 

 

 

 

 天気も景色も最高で、潮風を満喫しました。帰り道に地の魚でも買おうと、漁港のおばあさんに尋ねると「隣の港にあるヨ」とのこと。

 水揚げされたばかりのブリ、タイ、シマアジ、ヒラメ、ホウボウ、イシダイ等などがイケスにいました。

 

 

 

 

 70cmくらいのハマチと25cmくらいのマルハゲが1500円と400円。いい買い物ができました。

 売っているお兄さんに「ここにはどんな人が買いにくるの?」と聞くと「近所の旅館の人か、釣りに来てボウズ※やった人やね」と。ん~、納得。※一匹も釣れないこと

 魚を美味しく持って帰るコツも聞いてみると「ウチは〆る時に、神経のシステムを破壊するので、身がリラックスした良い状態で持って帰れるヨ」と。長いワイヤーを尾の方から背骨の真ん中に突っ込み、頭まで通してしまいました。かなり残酷に見えましたがその効果の程は・・・・・・。

 

 

 

 

 帰ってから、ハマチは造りにしました。ワイヤー効果もあってか、身には弾力があり、味も抜群。この〆方は試してみる価値ありです。

 この港は「衣奈(いな)」。こちら方面へ釣りに出掛けて、もしボウズだったら利用してみては。

 お父さんには見栄をはりたい時があるはず!?

本気の迫力

 世界16カ国が参加した野球の世界一を決める大会、WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)は王ジャパンの優勝で幕を閉じました。

 21日(火)に行われた決勝のキューバ戦では視聴率は43・4%、瞬間最高視聴率は56・0%だったそうです。

 開催前の予想を遥かに上回る盛り上がりで、かく言う私も、テレビの前に釘付けでした。

 MVPは3勝をあげた西武の松坂投手で、文句なしの大活躍でした。決勝戦も勝利投手となりましたが、私の印象に残っているのは2次予選のメキシコ戦です。

 微妙な判定もあり、アメリカに負けた次の試合で、準決勝に進む為には負けられない一戦でした。試合は序盤から、いきなりのピンチが訪れます。

 0対0で迎えた2回裏、エラーもあってワンアウトランナー3塁。どうしても三振が欲しいこの場面で、メキシコ打線に対して、松坂はキレの良い150km台のストレートを連投します。最速は154km。三振そしてセンターフライで見事にピンチを凌ぎました。本当に球が唸っていました。

 世界を相手に、力でねじ伏せる投球は圧巻で、語弊があるかもしれませんが「本気」に見えました。短期決戦で数試合だけとは言え、あんなストレートを投げられる日本人がいるのかと、驚きました。

 野球は対戦相手があってこそのスポーツです。彼は高いレベルの舞台があれば、まだまだ能力を発揮出来るのだと思います。

 あれだけの力があれば、世界最高の舞台で勝負したくなるのが当たり前。来年はどんな方法を使ってもメージャーに行くのでしょう・・・・・・。日本人として、才能ある若者を応援したくなりました。

歩く 歩く

長男も一歳を過ぎて、掴まり立ちが出来るようになりました。曾祖母から「靴を買ってあげて」と御祝いをもらったので、百貨店へ出掛けました。

歩く前に履く靴(変な表現ですが)は頂きものが有りましたが、歩ける靴は初めてです。

「初めてお世話になるものだから」と、店員さんには色々な質問をし、散々試着した結果、私のスニーカーと同じメーカーのものにしました。

「いい買い物が出来たな」と妻と話していると、店員さんが「これを押せば、歩けるかも」とイヌが動く手押し車を持って来てくれました。

「まだムリだと思いますよ~」とか言いながら持たせてみると、キャッキャと喜びながら歩く歩く。何故かものすごい大またで、百貨店の広い廊下を行ったり来たり。こけてもすぐ立ち上がり、延々と往復していました。

寝返りえをうつ。座る。ハイハイをする。掴まり立ち。その境目はいつも突然やって来ました。本能とは言え、成長のスピードは親が少なく見積もってしまう程です。

もちろん嬉しい誤算ですが、限界を設定してしまうのは親のほうなのかも?と考えてしまいました。

雪・晴れ・つぼみ

 

 

 

 

 3月14日(火)は朝起きると大雪。大阪でも雪が積もり、真冬のような一日となりました。

 翌3月15日(水)は一転して快晴。気持ちの良い天気なので、近所の公園へ散歩に出掛けました。桜のつぼみも膨らみを帯びてきました。大阪の開花予想日が3月25日に早まりました。

 

 

 

 

 気がつけば、木々も青々とした葉を付けていました。その中には鳥の巣が。

 「このあいだ年が明けたと思ったら、もう三月半ば?」などと言っている間に、木も鳥も春を迎える準備を進めていました。

 私も釣りシーズンに向けて道具の手入れでも始めます。

 一年ぶりの桜まで、あと一週間と少し。世間の気分は、「桜まえ」と「桜あと」では大きく違うように思います。待っている「まえ」も悪くはありませんが、皆がポジティブになるのは勿論

 「あと」。春の象徴「桜」を待ち望む時、日本人は一致団結するのです。

四国のおばあちゃん & 讃岐うどんの名店Ⅱ

昨日、母方の祖母に会いに行って来ました。

香川県にある石段で有名な金毘羅さんの麓に住んでいるのですが、転んで頭を切ってしまい丸亀市にある病院に入院しているのです。

今年で82歳。当たり前ですが、年を取りました。小学生の頃は、長期休暇になると弟と2人で、祖父母のもとで過ごしたものです。

以前の祖母は、とにかく元気な人でした。今考えると、子供の世話をするのが、なのよりの生きがいだったようです。親戚の夫婦がドイツに留学に行くといっては娘を預かり、夏休みになると私たち兄弟がやってき、一緒に住む母の弟夫婦にも子供が3人生まれ・・・・・・

イタズラ盛りなので、よく叱られましたが、よく笑い、よく働く、大好きな「四国のおばあちゃん」でした。

今では曾孫が4人。しかし、もう昔のような元気はありません。子供の面倒を見る自信が無くなるのと同時に、以前のような覇気がなくなったのです。入院して体調も上向きなので、またうちの子供と遊び、叱ってて欲しいと願っています。

帰りに、讃岐うどん名店めぐりの第2段に行ってきました。

2004年10月11日 に紹介した山あいの名店「山内」に続いて、今回はぶっかけうどん発祥の店と言われる善通寺市にある「山下」です。

11:30am頃に入ったのですが、すでに席は一杯です。高知ナンバー、新潟ナンバーの車までありました。

ぶっかけうどんの大盛りを頼みました。海老、サツマイモ、ちくわの天麩羅をのせて480円。生姜はおろし金で自分ですります。

納得の値段に満足のお味でした。さすがに香川屈指の繁盛店だけのことはあります。コシの強い麺に、薄めの出汁、少し塩味の効いた天麩羅がよくあっていました。

帰り道、元気な頃の祖母の姿を思い出します。

時の流れとは言え、やはりなんとも寂しい気持ちになるのです。