○○年後の感想 ‐ 中庭のある無垢な珪藻土の家 –

2018年6月  中庭のある無垢な珪藻土の家 B様より

家族構成をお願いします。

【 入居時 】夫(40歳)、妻(37歳)、長女(3歳)、長男(1歳)

【 現在 】夫(41歳)、妻(38歳)、長女(4歳)、長男(2歳)

建物が完成して何年になりましたか?

約1年(1年3ヶ月)です。

実際に生活されて(使われて)、良かった点はどこですか?

素材にこだわった家づくり、家事動線がよいこと

素材:無垢のヒノキはほんとに足触りがよくて、さらさらしていて気持ちがよい。正直なところ、傷はつきやすいし、床暖房NGやホットカーペットは使用しづらいので冬は足元が寒いですが、このデメリットを引き換えにしてでも、快適で満足。
壁の珪藻土に関しては、おそらく調湿性があるように感じる(科学的に証明しづらいので、あくまで主観ですが)、見ていて気持ちよい。見ていて気持ちよい、というのはとても個人的な感想ですが、壁クロスに対しては感じないことで、家でくつろぐ際にこの空間に身をおくことができるのは、とても嬉しいことです。
それと、住むまで分からなかったことですが、今回採用した珪藻土の素材が非常に汚れに強いこと。自然素材、多孔性で汚れたら落ちにくいイメージがありましたが、台所まわりの油よごれや子供が落書きしたものはタオル水拭きできれいに落とすことができます。

家事動線:炊事するのに台所に立っている状態で、子供たちがリビングで遊ぶ様子を見渡すことができ、洗面・風呂・洗濯場がすぐ近くで、とても効率よく家の用事ができます。

反対に問題点や、こうしておけば良かったと思う点はどこですか?

基本的にあまりないのですがあえてあげるなら・・・
・コンセント位置をもう少し検討して考えればよかった。 (リビングのパソコンまわり、リビングの壁コンセント)
・共働きのため日中締め切ることが多いのですが、 窓が多く夏場は帰るとやはり想定通り、かなりの暑さです。
・玄関扉をアンティークにしたので、下に隙間があり、蟻が入ってくる。

訪れた方々の感想はいかがですか?

みんな、素敵!と言ってくれます。
中庭で夏は子供のプールや水遊びをしたり、春や秋はBBQをすることも多く、「お庭のある家はいいね」とよく言われます。

設計の過程、または暮らされて(使われて)、印象に残っていることなどあればお願いします。

玄関ドアの直上に明り取りのFIXの透明なガラス窓があります。明り取りに役立っているだけでなく、2階寝室で起床して1階リビングにおりてきた際に一番最初に外の様子を感じることができる窓で、雨が降っているのかどうか、日差しがつよいのかどうかがすぐにわかります。高い位置にある絶妙な窓で、お気に入りのひとつです。

その他、ご意見等ありましたら、お願いします。

ほとんどの方がそうであるように、建築家に設計監理を依頼し、自分達が望む家を建てるということは初めての経験でした。
建築家である守谷さんに自分達の要望をぶつけて、それが守谷さんを通して職人さんの手を介して目の前で形になる過程は、私たち素人にとってはモノづくりを通り越して、創造するという言葉が相応しいように思えました。

毎週のように現場で打ち合わせをして頂いて、その度に頭の中だけに存在したものが、時には劇的に、時には徐々に姿を現わすのを目の当たりにして、"家を建てる"とはこういう事なんだという高揚感に包まれたことを今でもありありと覚えています。

家の中を見渡せば、例えば塗り壁の模様一つ通しても、人の手を介して造られた形跡が目に飛び込んで来ます。その度に施工会社の方や現場で見かけた職人さん達の顔が思い浮かびます。
自分達の要望が細部にまで宿っている家、そして人の手の温もりを感じる家に暮らす幸せを毎日噛み締めています。

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