Works

夢は必ず実現する、してみせる

「こんな暮らしをしたい」「あんな建物で仕事ができたら」すべては、夢を描くことから始まります。夢という種がなければ、花が咲くことはありません。何としても実現するという気持ちがあれば、夢は必ず実現します。してみせるのです。条件が厳しければ、それを上回る情熱で挑みます。後は信念をもって行動するだけ。本気のクライアントと、本気で仕事が出来ることほど幸せなことはありません。そんな時「幸せな建築」が生まれると思うのです。

作品一覧 流 れ 設 計 料

                      

Architect

建築家 守谷昌紀

草木は太陽に向かってすくすくと伸びていきます。クライアントの「幸せ」という太陽を共有することができれば、建築も「幸せ」に向かって自然に成長していくと考えています。草木と違うのは、幸せの形は人それぞれだということ。「幸せ」の核心にあるものを共有するには、対話を重ねるしかありません。それらを整理し、具現化していくことが建築家の仕事だと考えています。クライアントと太陽を共有し、幸せの実現にむけて全力を尽くします。

プロフィールメディア掲載

                      

Getsumoku Diary

守谷昌紀のゲツモク日記

いえをつくるのじょうずだね‐1527‐

 先週日曜日は、「中庭のある無垢な珪藻土の家」の取材でした。

 ある機関紙の巻頭8ページの予定です。

 以前には「池を望む家」「イタウバハウス」を取材して貰いました。

 なかなか葉がつかなかったヤマボウシも、元気を取り戻しています。

 木々の変化は、折々の表情を家に与えてくれるのです。

 制作会社の担当者2人と伺い、2時間程の取材でした。

 「取材時は是非サポート下さい」と言っていたご夫妻でしたが、全くの杞憂でした。

 インタビューが始まると、家づくりの物語りが次から次へとでてきます。

 おそらくそうなるだろうと私は想像していました。

 打合せの際も、疑問、質問などがいつも非常に分かりやすく、明快でした。

 ご夫妻と話しをしていて、話が途切れることはまずないし、ご主人と四方山話しをしていたら2時間くらいはあっという間なのです。

 写真は以前のものを使うことにしました。

 実際の暮らしが始まったあとに撮影するのは、本当に大変です。

 この春に撮影したカットですが、お姉ちゃんはお絵かき、弟くんはパワーショベルで遊んでいる間に撮ってもらいました。

 こういったカットを写真家は「奇跡の一枚」と言います。

 大げさに聞こえるかもしれませんが、全てがかみ合うカットは、なかなか撮れないものなのです。

 5歳になったお姉ちゃんは、担当者と私を色々と案内してくれます。

 将来の子供部屋にはダンボールの家が。

 中には新聞紙で作った箒と塵取りまでありました。

 ものづくりがとても好きなのはお母さん譲りでしょう。

 インタビューは土地購入の経緯から始まり、おのずとキッチン周りのこだわりの部分へ移っていきます。

 ゴミ箱上にある、ゴミ袋のストック置場。

 何でもないものに見えるかもしれませんが、通路側を向いているので来訪者からは見えません。

 また、ゴミ箱の蓋の軌道をかわした位置にあるのです。

 キッチンからつながる、2.5畳の和室は様々な機能を併せ持ちます。

 洗濯物を畳む、雨の日の物干し、お子さんの昼寝等など。機能面での見せ場です。

 更に、その和室と洗面脱衣が繋がるのがこの収納。

 和室で畳んだものが、洗面脱衣室側からとることができるのです。

 インタビューの冒頭に、お姉ちゃんがこんな可愛いものを私に手渡してくれました。

 シールをはがすと私への手紙がでてきました。

 まだ逆さ文字が混じっていますが、本人が読んでくれました。

 「もりたにさん いえ つくるの じょうずだね」

 前の晩に、自ら書いてくれたとのことです。

 建築をつくるのが仕事ですが、「じょうずだね」と言って貰ったのは初めてです。

 多くの創り手がいる中で、もし誇れることがあるとしたら「一緒に物語をつくる」ということに尽きる気がします。

 取材に行く前に、8年前の「池を望む家」の巻頭特集に少し目を通しました。

 こちらの計画も、池の横にある土地と出会うところから、家づくりの物語が動き出します。

 その物語の舞台監督を私に任して貰えるなら、ドラマティックにダイナミックに、そして必ず楽しいものにしてみせます。

 それが私の生きる道なのです。

 この機関紙は無料で貰えるので、発刊の日時が決まればまたお知らせしたいと思います。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
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『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記<&lt;/a&lta</

2018.10.18

いえをつくるのじょうずだね‐1527‐

春はあげもの、秋はまきもの‐1526‐

 昨年だったか、電車の中吊りで「春はあげもの」という広告を見かけました。

 ハイボールの宣伝だったと思いますが、もちろん枕草子の冒頭「春はあけぼの」に掛けてのコピーです。

 思わずくすりとした人が沢山いたのでは。秀逸でした。

 先週は国道169号線で崩土があり、目的地にたどり着けず。

 今週は、無事復旧工事が終わっていました。

 2ヵ月振りに訪れる奈良県下北山村の池原ダム。

 ボートであちこちと移動しながら釣るのですが、秋の湖上は素晴らしく気持ちが良いのです。

 バスフィッシングで聞く言葉に「秋はまきもの」があります。

 ルアーは大きく分けると、ソフトルアーとハードルアーがあります。

 ソフトルアーはポリ塩化ビニルで出来ているものが多く、消しゴムの柔らかいものを想像下さい。

 ハードルアーは、文字通りプラスチック、木、金属等でできています。

 人の方で動きを付けなければ、魚がエサと勘違いすることはありません。これらの一部を「巻き物」と言ったりするのです。

 水温が下がり、魚が動きやすい季節になると、バスはエサを求めて広範囲を回遊するようになります。

 今年は台風が続いたので濁りが残っており、こういう状況も巻き物が効くケースです。

 水通しのよい、岬まわりでいきなり来ました。

 クランクベイトの中でも5m潜るタイプを選択。

 急な冷え込みで、かなり深いレンジに居るようです。

 その後、上流部、中流域もチェック。

 とにかく釣るだけなら、ソフトルアーに軍配が上がりますが大きさは35cmまで。

 昼食休憩のあと、少し曇ってきたこともあって再びクランクベイトを巻きます。

 3本程続けてきました。くれば40cm以上で、今日はこちらが正解のようです。

 午前中にみつけたような条件を探して釣っていると、この日最大の魚が。

 45cmのコンディションのよい魚でした。

 すっかり日暮れも早くなり、16:30にはボートを上げたのです。

 「秋は巻き物」はいわゆるセオリーです。「春はあげもの」に続けたので、食べ物を想像させた人には失礼しました。

 セオリーはいつも効く訳ではありませんが、先人の経験則でもあります。

 ただ信じるだけでは駄目だし、否定的な見方をしても価値は生まれないと、この日も痛感したのです。

 何より、軸がなければ比べるという行為が発生しません。この部分がセオリーの最大の価値なのだと思います。

 スティーブ・ジョブズは数学を例にとって、こんな表現をしています。

 クリエイティブな人というのは、先人たちが残してくれたものに感謝したいと思っているはずだ。

 僕が使っている言葉も数学も僕が発明したわけではない。同じ人類の先人たちが作ってくれたものなんだ。

 勝者のメンタリティには、常にどこかに謙虚が隠れています。

 そう在りたいと、心から願うのです。

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2018.10.15

春はあげもの、秋はまきもの‐1526‐

ゲツモク日記一覧

                      

Under Construction

アトリエmの現場日記

「どこにもない箱」の家‐3‐階段を愛することから始めよう

 暑かった8月も今日で終わり。

 帰宅時に聞く虫の音は、秋の気配も感じさせます。

 まだまだ暑いのが現場ですが、階段の下地がほぼ出来上がりました。

 初期相談に来られる際、自らが描いたプランを持参される方も多々おられます。

 勿論ウェルカムですが、私が描いたプランと大きさが最も違うのが階段です。

 階段は通路なので、出来るかぎり省スペースとしたいという心理が働くからでしょう。

 実際は重要な縦動線なので省くことはできませんし、人間工学上、昇り降りしやすい蹴上と踏み面の寸法は範囲があります。

 ある程度のセオリーがあるのです。

 人も同じですが、嫌ってしまうとその良さは見えてきません。

 まずは、階段を愛することから始めましょうという感じなのです。

 高い位置から光を落とせることは、階段をポジティブに捉える可能性を広げてくれると思います。

 こちらの階段は、8から12段目でぐるっと回り、更に2段ので2階へ昇りきります。

 11段目の蹴込板が、玄関扉を開いたすぐ上にあるのが見てとれるでしょうか。

 もし、10段しか昇れていなかったなら、扉の上部があたってしまうので、平面的、断面的にまさにこの階段しかなかったのです。

 この階段、実は初めての試みで5段で180度を回り切っています。

 45度の4段で回り切れれば良いのですがそれでは段数が足りず。

 また30度の6段にすると、せせこましくなってしまいます。

 30度、45度の複合案もありますが、36度の5段で回り切ることにしました。

 職人不足の建築業界でも、部材はどんどんユニットされる傾向にあります。

 階段も同じで、滅多に使われない36度の5分割ユニットはありません。

 熟練の大工がいなければ実現できない形状なのです。

 5つ割りを使わなければいけない場面かならずあるだろうと思い、10年程前からイメージをつくっていました。

 何度も歩いて確認しましたが、とてもリズムよく昇り降りしやすい階段でした。設計者の私が言うのも何ですが。

 2階建て以上の建物なら、どこにでもあるのが階段ですが、それをより機能的に、より美しく仕上げるのが建築の醍醐味なのです。

 日本は奇数を尊ぶ文化です。

 半分を繰り返す偶数より、割り切れない奇数の方が私も好きです。

 そこには何かしらの意思があるからだと思っているのです。

文責:守谷 昌紀

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2018.08.31

「どこにもない箱」の家‐3‐階段を愛することから始めよう

「どこにもない箱」の家‐2‐どこにもない経験を

 先週はじめ、梨が届きました。

 「千葉の家」のクライアントからでした。

 猫の手も借りたいというところで、夏休み中は娘の手を借りています。

 オープンデスクに参加している学生と並んで仕事中。

 スイッチ、コンセントの型紙を切ったり、CAD上で色を塗ったりと、出来ることが色々あります。

 コーヒーブレイクの際に、皆で頂き物の梨を食べました。

 日本一美味しいので、日本一のご褒美です。

 学生は北陸の大学に通っており、研修期間中はホテルを借りて大阪に滞在しています。

 よって、やる気は十分。

 「どこにもない箱」の大空間に感激していました。

 電気等の配線は壁を張る前の施工です。よって、この状態で位置を決めなければなりません。

 娘が切っている型紙は、壁に貼っての位置確認をするためのもの。

 CG、3Dの時代ですが、実物に勝るものはないのです。

 オープンデスク、インターンシップの申込がこの夏も何件かありました。

 一通、友達に送るようなメールだったので、即刻不合格にしました。

 無報酬でも不合格になった意味を、よく考えて貰いたいと思います。

 大人を、仕事を、どんな理由でこれだけ軽視できるのか。

 はっきり言っておきます。

 「仕事をなめるな」と。

 しかし、同じ学生でも本当に様々です。

 本気で取り組んでくれるなら、どこにもない体験をさせてあげることができます。

 そして、忘れられない夏となるはずです。

文責:守谷 昌紀

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2018.08.14

「どこにもない箱」の家‐2‐どこにもない経験を

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