Works

夢は必ず実現する、してみせる

「こんな暮らしをしたい」「あんな建物で仕事ができたら」すべては、夢を描くことから始まります。夢という種がなければ、花が咲くことはありません。何としても実現するという気持ちがあれば、夢は必ず実現します。してみせるのです。条件が厳しければ、それを上回る情熱で挑みます。後は信念をもって行動するだけ。本気のクライアントと、本気で仕事が出来ることほど幸せなことはありません。そんな時「幸せな建築」が生まれると思うのです。

作品一覧 流 れ 設 計 料

                      

Architect

建築家 守谷昌紀

草木は太陽に向かってすくすくと伸びていきます。クライアントの「幸せ」という太陽を共有することができれば、建築も「幸せ」に向かって自然に成長していくと考えています。草木と違うのは、幸せの形は人それぞれだということ。「幸せ」の核心にあるものを共有するには、対話を重ねるしかありません。それらを整理し、具現化していくことが建築家の仕事だと考えています。クライアントと太陽を共有し、幸せの実現にむけて全力を尽くします。

プロフィールメディア掲載

                      

Getsumoku Diary

守谷昌紀のゲツモク日記

お役目頂戴いたします‐1570‐

 土曜日の朝は、長男を学校に送り出したあと急にヒョウが降りだしました。

 大阪は今年初めての雪(ヒョウ?)化粧。

 まさに春の嵐でした。

 日曜日はざっと降ってからっと上がり、気落ちの良い晴れ空になりました。

 小5の娘は、いよいよ日曜日も塾がはじまりました。

 塾が会社のそばなので昼に寄って貰い、たこ焼きお父さんランチです。パスタもつくりましたが、沢山食べて元気に行きました。

 頑張りたいと思うなら、応援してあげれる親でいたいものです。

 娘は先日の卓球大会を勝ち進んだので、誕生日寿司会をキャンセルすることになりました。

 昨日はその雪辱戦。スイスホテルが見下ろす難波高島屋へ。

 中2の長男とは仲がよいのか、悪いのか。

 屋上でふざける兄妹です。

 8階にある「縄寿司」。

 家族で行くのに丁度良く、重宝しています。

 子供達は好きがかなり偏っているので、初めはセットを頼みます。

 お父さん的には奮発しているつもり。

 長男は放っておくとマグロばかり。

 娘はアジとイクラばかり頼みます。

 しかし成長とともに、色々食べれるようになってきました。

 特に娘は白身の美味しさが分かってきて、 「私の」平目の薄造りをモリモリと。

 テーブルにきた瞬間に、1/3が無くなりました。

 こんな時くらいブレーキを掛けなくて良いよう、やはり懸命に働くだけなのです。

 家族でなので、パクパクっと食べてすぐに退散。多分いいお客さんのはず(笑)

 少しだけミナミを歩いて帰ってきました。

 クライアントのお子さんが、無事志望大学に合格したとお聞きしました。

 それが、2人続けての国公立の医学部。凄い!としか言いようがありません。

 何と親孝行なと思いますが「2人とも下宿なので、もう倒れそうです」と笑っておられました。

 私からすれば嬉しい悲鳴だと思いますが、もう3年もすれば我が家にもそんな時期がやってきます。長男が現役で合格してくれた場合ですが。

 人は本当に弱いものです。自分のことだけを考えているとなお弱い。

 しかし役目があったり、守るものがあったり、他者のために生きるから強くなれるのです。

 か弱い女性が、母という役割をもつと異次元の強さとなります。兄、キャプテン、受験生の親と、人は役割に育てられるのです。

 田辺さんが産休にはいり、小さい子供のいる女性がチームに入ってくれました。また、今日から入社試験の男子が1人きてくれています。

 父親業も、リーダー業も、建築家も、毎日全力でやるだけです。そして「関わった人はみんな幸せにしてみせるぞ」そんな気持ちです。

 春に浮かれているだけかもしれませんが、それでも構いません。

 無頼の三冠王、落合博光は常に有言実行でした。激弱君の男(笑)が成長したいなら、それしかないと思っているからです。

 お役目はいつも有難く頂戴するべきだと思っています。

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

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【News】
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

2019.03.18

お役目頂戴いたします‐1570‐

吉野に、悲運の天皇を訪ねる‐1569‐

 大阪なら、ちらほらと桜が開花しだしました。

 関西も桜の名所は多々ありますが、規模で言えばやはり「一目千本」の吉野山です。

 「下千本」を一望しますが、満開の景色は格別でしょう。

 全くの開花前ですがふと立ち寄ってきました。

 吉野山は尾根道に沿って、門前町が広がります。

 その入り口にある黒門をくぐり、緩やかな坂道をのぼって行きます。

 この閑散期、お土産店の人も時間を持て余しています。

 「4月中頃の平日に、朝6時頃一番上まで車でいかれたらよろしい。朝靄がかかった景色は、それはもう素晴らしいから!」と。

 何とか時間を捻出して、再訪したいものです。

 門前町の高台にある仁王門。

 金峯山寺は修験道の総本山で、この仁王門は大阪、京都からの信者を迎えるため、北を向いているそうです。

 そのすぐ南にある金峯山寺蔵王堂は世界遺産。

 写真ではもどかしいくらいその迫力が伝わらないのですが、総檜皮葺きでこの規模のお堂はなかなかありません。

 東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築とありました。

 道中、見事な枝垂梅だけはみることができました。

 娘が歴史で「南北朝時代」を習っているようで、その南朝があったのがこの吉野です。

 それで、ふと訪れてみたいと思ったのですが、当時天皇家には2つの統がありました。

 交互に皇位についていましたが、相続をめぐる争いが続きます。

 京都を制圧した足利尊氏は、持明院統の天皇をたて、大覚寺統の後醍醐天皇に譲位をせまります。

 有能で政治力もあった後醍醐天皇はこの地までのがれ、吉野朝廷をおこしたのです。以来、2つの朝廷が並び立ったのが南北朝時代です。

 室町幕府は、15代義昭を信長が追放するまで240年続きました。

 後半100年の戦国時代を含め、動乱の時代でした。

 しかし、南朝を中心とするこちらの世界は比較的安定していたようです。

 修験道を中心とした戦力もあり、この地から天皇家を中心とした平和な世界を創り上げるという旗印のもと、結束は固かったようです。

 しかし、南朝は57年で消滅しました。

 日本最長の歴史書と言われる「太平記」は、この地で生涯を閉じた後醍醐天皇を悲運の天皇として描いています。

 山川出版の「日本史」を引っ張り出すと、僅か2ページの内容です。

 なのに、何か心に引っ掛かるものがあります。

 情報を独占するIT企業の躍進。生活にはなくてはならなくなった?コンビニチェーン。

 コンビニのオーナーは、命を落としてでも契約を守らなければならないのか。勿論そんなはずはありません。

 勝者と強者だけが常に正しい訳ではありません。

 判官贔屓かもしれませんが、だからこそ、太平記では敗者とも言える後醍醐天皇や楠正成を熱心に描くのだと思います。

 大和魂。

 そんな言葉が頭に浮かぶのです。

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

2019.03.14

吉野に、悲運の天皇を訪ねる‐1569‐

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Under Construction

アトリエmの現場日記

朝テンションがあがる「北摂のリノベーション」‐1‐プロローグ

 関西において「北摂」と言えば、よい環境をさす。

 そのイメージを更に上回る程、この敷地の周辺環境は抜群だ。

 まず、南からの光を遮るものが一切ない。

 ご主人の実家なのだが、こういったことに住人は無頓着な事が多い。

 「田舎」とか「何もないところ」と表現されるのだ。

 しかし、こと暮らす環境としてはこれに勝るものはない。

 すこし高台になっており、南への眺望は格別だ。

 計画にかなり時間が掛かったが、3月に入りようやく解体がスタートした。

 午前中に到着したのだが、すでにかなり手バラシが進んでいる。

 手バラシの言葉通り、全てが手作業だ。

 現在は、産業廃棄物の分別は極めて厳しい。

 とくに石膏ボード等の不燃物と、木の分別は必須となっており、解体は非常に繊細な仕事となった。

 青銅、鉄と金属の道具ができ、硬いものが切れるようになった。

 さらに電動工具が進化した。

 しかし、最後は手バラシだ。

 この原始的な仕事こそが建築だし、そんなことを誇りに思っている。

 ネット社会、AIを幻想とは言わないが、人は現実に生きる。

 それらを実現するのは人の手であってほしいと思っている。

 そうでなければならないのか分からないがそうあって欲しいのだ。

 ご主人と奥さんから、色々とリクエストを頂いた。

 しかし奥さんからこの言葉を聞いたとき、「タイトルはこれがいいな」と思った。

 「朝起きるとテンションが上がる家」

 朝を制するものは、一日を制す。

 そのオーダー、責任をもってお引き受け致します。

文責:守谷 昌紀

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

2019.03.15

朝テンションがあがる「北摂のリノベーション」‐1‐プロローグ

「住吉区歯科医師会館」‐4‐それでも時間は止まらない

 現場には常にシートが掛かっているので、外からみるとあまり変化はありません。

 しかし、内部は違います。

 ようやくサッシが取りつきました。

 洗面、トイレの窓はガラスルーバー窓。

 オペレーターを回すと、ガラスがブラインドのように動く窓のことです。

 また、大会議室のトップライトも取付けが終わりました。

 2階の光庭に上がるとその大きさが良く分かります。

 いずれも、まだガラスは入っていませんが、サッシというものは、建築の中でも非常に重要な部分です。

 窓はどこにでもあるので、特に意識することはないと思いますが、光と風を取り込み、水を止めるということは、実は至難の業です。

 その中で、錆びに強く、成型しやすく、軽いアルミサッシは現代建築では必須となりました。

 特に、屋根面となって雨を受けるトップライトにおいて、その価値はさらに高いのです。

 2階は3人が作業中でした。

 こちらは、会長室から中庭を見た景色。

 事務室も光庭に面しています。

 そして小会議室も。

 平面的にも、立体的にも、光庭を中心にこの建物は構成されているのです。

 2階では、監督が養生のシートを張っているところでした。

 こちらはトップライトの仕舞をしているところです。

 こちら電動ノコギリでボードを裁断しているところでした。やはり、現場は職人が沢山いて、活気があってこそです。

 しかし、ここにいる皆がおそらく皆40オーバー。48歳の私も含めてですが(笑)

 最近の現場で、20代、30代を見ることが極端に減りました。

 また、新聞にもボルトとナットが足らず、鉄骨の建物は工期が何ヶ月も遅れているという記事がでていました。

 こちらの会館では何とか確保できましたが、それでもギリギリ。

 人は足らず、物は足らず、消費税UPの駆け込み需要もあり、現場は40オーバー。

 もうコントの設定レベルですが、それでも時間が止まることはありません。

 何度も、何度もこんな場面を経験してきましたが、人生は困難克服成長ゲームです。

 ここからの2ヵ月。現場には、120%で頑張って貰わなければなりません。

文責:守谷 昌紀

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
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アトリエmの現場日記

2019.03.02

「住吉区歯科医師会館」‐4‐それでも時間は止まらない

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