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「ダイヤモンドカットの家」‐4‐シートが取れる日が楽しみだ

 こちらの家は角地に建ちます。

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 工場、住宅が入り混じる敷地なので、外部は閉じるようなプランとしました。

 道路に面して、窓は最小としています。

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 2階の洗濯干しに光が届くよう、西壁の角度をデザインしましたが、基本は中庭に開くコートハウス。

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 敷地に余裕があれば、コートハウスは常に強い選択肢になります。

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 LDK、和室がこの中庭に面しています。プライバシーが保たれた外部を持つことが、コートハウスの大きな価値です。

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 こちらのご家族は、子供さんが3人。

 この日は、上に2人が遊びに来てくれました。

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 子供にとって、現場は危ないところ。だから見たいのです。

 階段が無い中、お父さん、監督は大変ですが。

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 トラックの通行量が意外に多く、北と西の道路側を閉じたのですが、のっぺりした外観にはしたくないと考えました。

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 監督も相当に苦労したという外壁のディティール。

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 多面体カットは、2008年の「切妻と中庭の家」から取り組んできました。

 どこにでも参考書がある訳ではないので、現場と試行錯誤しながら一つずつ実現してきました。

 シートが取れる日がとても楽しみな計画です。

文責:守谷 昌紀

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