「家族の未来の幸せのかたち」
これが私の考える、住宅像です。
未来を想像し、創造して行くのが私達の仕事ですが、比較的若いご主人が口にしていたテーマは以下のようなものでした。
「孫が遊びにきてくれる家」
子供は厳しく育てる。しかし孫はただ可愛がる。それほどまでに子供を思い、子孫への愛情が大きいと知ったのです。
計画がスタートしたのは昨年9月。
この話しは開始直後に聞かせて貰いました。お子さん、お孫さんは、私達の考えた家を支持してくれるのか……
土地の形状が独特で、その特徴を活かすよう考えました。
中庭のような外庭を設けています。ここまで10ヵ月と、少し時間が掛かってしまいました。
家を建てるには様々な課題があります。それらを、ひとつひとつ越え、ようやく着工にたどり着きました。
来月初旬、まずは解体からスタート。
この地に、1つの幸せのかたちを実現したいと思うのです。
文責:守谷 昌紀