タグ別アーカイブ: リノベーション

築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐6‐トランプとうさぎ

 現場の写真を撮る私にとって、青空は最高のキャンパスです。

 やはり快晴が最も気持ちのよいもの。

 養生シートの後ろに、碧の壁が透けてみえるでしょうか。

 外壁工事も、着々と進んでいます。

 玄関ドアもつき、エントランス部分の空間が出来上がってきました。

 軒先の碧も見えます。

 エントランス右側の外部は、屋根を設けて自転車置場となります。

 この日は、内部仕上の確認でした。

 様々な色がでてくるので、それらをクライアント、監督と全て整理しました。

 2階にあるニッチですが、ああでもない、こうでもないと詰めています。

 この細かな打合せが、空間の質へと反映されるはずです。

 この計画には多くの施主支給品があります。

 これらは、スペイン旅行の際に買ったという室名札。上がトイレで、下が浴室だそうです。

 スチール枠の中にタイルが入っていますが、1点物なので、壊したらバルセロナまで買いに行かなければなりません。

 監督も緊張感をもって養生していました。

 黒いスチール製のウサギは、ある有る部分に使う金物です。

 これも施主支給してもらいました。

 そしてこれは私がつくったデータ。

 まだ検討中ですが、これらはある空間において一連の物語となっています。

 表現には、暗喩と直喩があります。

 空間は語らないので暗喩が多いのですが、これはまさに直喩。

 しかし直喩だからといって簡単には紐解けないかもしれません。

 訪問された方が、立ち止まってくれると嬉しいのですが。

文責:守谷 昌紀

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「R Grey」9月からの入居募集開始■
大阪市平野区平野西5-6-24

モデルルームオープン中

「さかたファミリー歯科クリニック」7月26日 OPEN■
枚方市津田西町1-24-8

【News】

■3月25日『大改造!!劇的ビフォーアフター』朝日放送(ABC)「住之江の元長屋」再放映■
■10月29日『住人十色』毎日放送(MBS)「松虫の長屋」放映■

『建築家カタログ2016』8月29日発売に「遠里小野の家」掲載

『homify』7月21日「白馬の山小屋」掲載
『homify』6月4日「松虫の長屋」掲載
『homify』5月10日「長田の家」掲載
『homify(タイ)』4月25日「加美の家」掲載
『homify(中国)』4月9日「住之江の元長屋」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日

築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐5‐アドリブあってこそ

 屋根工事も終わり、内装工事が本格化してきました。

 2階屋根裏に隠れていた小屋梁が見えています。

 最近なら、自然木の形状をそのまま使うことはないので、なかなかの存在感です。

 この梁の反対側は階段室。

 その上部にあるのがロフトです。

 ロフトではハイサイド、階段室はトップライトを採用しました。

 長屋であったり、密集した市街地ではトップライトの力を借りることが多々あります。

 この窓が、階段を通して1階のリビングに光を届けてくれるでしょう。

 この日は、照明やスイッチコンセントの位置決めでした。

 クライアントお気に入りのブラケット照明です。

 ご自身にも、動き方を確認してもらい、綿密に位置を決めました。

 壁にあてがっているのは、壁紙がラミネートされたもの。

 A4ほどのサンプルをお渡ししましたが、全てラミネートして持ってきてくれたのです。

 基本は青森ヒバの無垢フローリングに、白い壁ですが、ポイントポイントに「碧」を中心とした色を取り入れました。

 それらを現場で確認しやすいよう、また汚れないようにラミネートして持ってきてくれたのです。

 ここまで大切にしてもらったなら、サンプルも浮かばれるというものです。

 ちょっと感激しました。

 リノベーションは、元の躯体と新たな部材のジャムセッションです。

 建築現場においても、クライアント、設計者、施工者のジャムセッションといえます。

 私はこの仕事を20年以上続けてきたので、失敗のない選択肢なら、確実に提案できます。

 しかし、完成した建物で、ここは素敵だなと思った部分は、そのような箇所ではありません。

 セオリーなら選ばないような選択肢を、クライアントがとても好きだと言ったとします。

 初めからは選ばないが、駄目だという明確な理由もない。

 よくよくイメージしてみると、案外いいかもしれない。トライしてみるか。そんな箇所なのです。

 全てがアドリブなら曲は成立しませんが、ところどころにそのような遊びや物語りが織り込まれているよほうがよい思うようになりました。

 さて、このアドリブはうまく曲のに乗るのか。

 私も楽しみにしているといえば、無責任に聞こえるでしょうか。

文責:守谷 昌紀

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7月29日(土)モデルルームオープン予定

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日

築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐4‐「あお」は希望の色

 打合せに向かうと、クライアントの車が現場の前に。

 後ろに、碧(あお)の屋根材が立てかけてあります。

 赤と補色の関係にあるのは緑ですが、それに負けず劣らず、コントラストがとても美しいのです。

 「碧」は深い青や、青緑、光り輝く青など、様々な意味を持ちます。

 「紺碧(こんぺき)の海」という表現が一番よくつかわれるものでしょうか。

 2階窓の腰から上が全て碧に葺かれた景色がとても楽しみです。

 玄関を入ると、内部は随分すっきりしてきました。

 1階を担当するのは親子大工。息子さんは、設計事務所も開設しているそう。

 最奥、トイレの横にあるのは中庭です。

 この僅かな外部が暮らしに潤いを与えるのです。

 前時代なら、トイレや浴室は建物から出来るだけ孤立する状態でなければ、衛生を保てなかったという逆側からの理由もあります。

 それらが、長屋の中庭文化を引き継がせてきたとも言えるのです。

 2階のロフトもさらに工事が進んでいました。

 ハシゴで登り、外をのぞくと碧の屋根がほぼ出来上がっていました。

 建築家・白井晟一の最後の作品を訪れたのは2012年の2月でした。

 1983年、78歳時の最後の作品で、「生前から最も好きだった色、ペルシアンブルーのタイルに挑戦したのでは」とお孫さんは語っていました。

 白井晟一ほどの巨匠が、そこまで慎重だったことに驚き、また納得もします。

 それにしても青は「希望」の色とはよく言ったものだ。

 彼はエッセイでこう語っています。

 私もクライアントの希望を現実とする碧だと確信しているのです。

文責:守谷 昌紀

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日

築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐3‐最後は勘

 梅雨が明け、「碧の家 」も屋根工事が始まりました。

 クライアントからの現場レポートで、屋根瓦を降ろす写真が届きました。

 これが鬼瓦。

 中央は家紋をいれることもあります。

 これだけ工事に興味を持ってもらえると、現場の士気も間違いなく上がるはずです。

 今日現場へいくと、屋根下地の工事がほぼ終わっていました。

 左上にロフトの窓が見えています。

 1階のダイニング・キッチンから見返すと、右が玄関で左がキッチン。

 キッチンエリアは天井高さを上げるため、構造体からやり替えています。

 反対の建物1番奥には中庭があります。

 そこにトイレ部分が突き出しているのですが、これも天井高さを上げるため、基礎からやりなおすことにしました。

 リノベーションは既存の構造体をできるだけ活かし、足らずのところに新たな構造体を加えていきます。

 しかし解体してみて、予想以上に遣り替えが必要な部分もやはりでてきます。

 それらをなんとか現場でやり繰りするには、監督、大工など、現場チームの「良いものにしたい」という気持ちが大切です。

 そういう意味では、誰に仕事をしてもらうかはとても重要なのです。

 正面からみえていた、2階のロフト部分。

 かなりの高さですが、クライアントにハシゴで登ってもらいました。

 その眺めのよさに、「PLの花火が見えるかも」と歓声まであげてもらいました。

 建築を設計するのが建築設計ですが、それはあくまで物を中心にした考え方です。

 そこに立った人の目に映る風景を設計することこそが、本来の目的なのです。

 まだないものを想像することを生業にして四半世紀。

 根拠にしているのは、高さ、方角、寸法など、いわゆる数字ですが、最後はそれら全てを合わせた勘です。

 これを書いてしまって大丈夫なのか心配ですが、本当のことなのです。

文責:守谷 昌紀

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■「さかたファミリー歯科クリニック」内覧会
7月21日(金)~23日(日) 11:00~17:00
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築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐2‐100年を紡ぐ物語り

 「碧の家 」の近所は、現在建築ラッシュです。

 基本的に閑静な住宅街なのですが、半径20m内に4件の建築現場があります。

 まさに現場銀座。

 工事中、クライアントは近くの賃貸マンションで暮らします。

 通勤前、ほぼ毎日現場に顔をだしてくれるそうです。

 そして、時々私に写真を送ってくれるのです。

 土間コンクリートの打設が終わったので、この日は現場打合せとしました。

 思いのほかしっかりした梁が残っていたり、屋根裏の空間が大きかったり。

 リノベーションは現場での対応力が全てです。

 ここから施工会社と詳細を詰めていきます。

 エントランスは南向きにあり、2階窓からも質のよい光が入ってきます。

 壁の無い状態は、高い位置から光が差し、まるで教会建築のような美しさがあるのです。

 解体前、床下は土でした。

 床下の防湿対策をしていないと、どうしても床板が柔らかくなってしまいます。

 耐震補強も兼ねて土間コンクリートを打つのですが、床下から面白いものがでてきました。

 火鉢です。

 私より一回り上の監督は、「掘りごたつの底に埋め込んだのでしょうねえ」と。

 クライアントのお母さんも「知らなかった」とのことなので、以前の住人がこうして暖をとっていたようです。

 昭和10年代から20年代、市井の人々の暮らしがイメージできる瞬間です。

 キッチンの出窓に工具箱が置いてありました。

 これは、クライアントが若い頃に亡くなった、お父さまのもの。

 引越しの際に処分するつもりだったのが、「便利なので使わせてもらっています」と監督が残しておいたそうです。

 クライアントから「 ほら工具箱役にたつやろぅと、天国の父の声が聞こえるようです。父親も家作りに一役かってるようです」とメールを貰いました。

 もし、物創りの過程に意味がないとしたら、人がここまで物に愛情を注ぐことはないと思います。

 リノベーションとはその過程を紡ぐことと考えるなら、「碧の家」は100年を超える物語りをもつことになります。

 それは創り手としても嬉しいことだし、天国のお父さまもきっと喜んでくれるに違いないと思うのです。

文責:守谷 昌紀

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築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐1‐プロローグ

 大阪市住吉区は、上町台地の西端に位置する。

 海からの玄関口でもあり、早くから多くの人々が居住していた。

 古くからの住人が多く、クライアントはご近所とお互いの家の鍵を持ちあっていたという。

 住吉というくらいだから、やはり住みやすいのだ。

 今回は、昭和10年代に建った四軒長屋の1住戸をフルリノベーションする計画だ。

 まずは内部壁の撤去から工事は始まる。

 この年代の階段の角度はかなり急だ。

 後ろの柱をみると柱2本分、1間(約1.8m)で登りきっていることが分かる。

 私が設計するなら、3mほどかけて登りきるので倍近い勾配となっている。

 1階はLDKと水回り、そして個室が1部屋。

 2階は個室、客間が1部屋ずつとなるのだが、奥の腰窓の外にバルコニーがある。

 ここが洗濯干場となっていたのだがクライアントのお母様は、踏み台を置いて外にでていたそうだ。

 バルコニーは後付けなので、やむを得ないとも言えるが、こういった上下移動の障害がリノベーションの動機になることは多い。

 人は重力には抗えないのだ。

 瓦屋根の下に隠れる空間は、やはり大きく気持ちよい。

 よく見ると、野地板の上には檜皮が敷かれているのか。

 クライアントは、まとまった休みにあちこちと海外へ出掛ける。

 特に北欧が好きだという。その中でも青に惹かれるというのだ。

 青というのは奥行きの深い色だ。この計画が目指すのは「碧(あお)の家」。

 テーマカラーとなった濃い青が随所にちりばめられている。

 設計期間1年8ヶ月。

 この秋には、醸成された「碧(あお)の家」を見てもらうことができると思う。

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「羽曳野の家〈リノベーション〉」‐7‐写真家はシャッターを押すのが仕事ではない

 昨年末ですが、「羽曳野の家」の撮影をしました。

 当社の撮影は、人有りのカットを結構撮ります。

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 こちらのご家族はお子さんが4人。

 小1の長男君から、6カ月の三男君まで、男・男・女・男と、とても賑やかです。

 そして、仲がいいのです。

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 外観の撮影時も、お子さんがふらっと出てきてくれたら、その雰囲気を大切にしたいと思っています。

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 次男君が、三男君を気遣う場面。

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 今度は長男君が入ってきてくれました。

写真家の平井さんもそのあたりは心得たもので、寒い中、シャッターチャンスを待ってくれます。

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 撮影とは、風景の一場面を切り取る行為です。

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 光、人の手跡と空気感が写し出されます。

 ロフトの奥にはご主人の書斎スペースがあります。

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 そこから、リビングダイニングを見下ろせるようにしました。

 しかし、それを伝える手段は写真しかありません。

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 4人目の三男君は、このラグの上でとても機嫌がよく、ぐずる場面はありませんでした。

 「ラグはあってもいいですよね」とは、平井さんからの提案でした。

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 多少片づけてはいますが、やはりできるだけ暮らしぶりを伝えたいと思います。

 そんなワンカット、ワンカットの積み重ねが、私達のメッセージなのです。

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 人無しのカットも沢山あります。

 そんな時は、ご家族全員に隠れてもらいます。

 写真の知識、技術はもちろん大切ですが、もう一歩踏み込む勇気がその価値を左右する気がします。

 建築写真家は、シャッターを押すまでの準備、執着心にこそに差が出るのだと思うのです。

 撮影の前、彼は現場日記を一通り読んできてくれます。

 「守谷さん、現場日記は工事が始まったら、いきなり竣工という感じでしたね」と言われました。

 今年は、現場日記もできるだけ頑張って書いていこうと思います。

文責:守谷 昌紀

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【News】
■■10月29日『住人十色』毎日放送(MBS)「松虫の長屋」放映■■

『建築家カタログ2016』8月29日発売に「遠里小野の家」掲載■
『住まいの設計07・08月号』5月21日発売に「松虫の長屋」掲載■
『住まいの設計05・06月号』3月19日発売に「野洲の家」掲載■

『homify』10月27日「紫竹の家」掲載
『homify』9月1日「池を望む家」掲載
『homify』8月13日「光庭の家」掲載
『homify(スペイン語)』8月6日「野洲の家」掲載
『homify(ポルトガル語)』8月4日「柏の家」掲載
『homify(中国)』8月2日「加美の家」掲載掲載

■3月23日フジテレビ『みんなのニュース』「灘の高台の家」紹介
■2月23日フジテレビ『みんなのニュース』「松虫の長屋」紹介

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「羽曳野の家〈リノベーション〉」‐6‐オープンハウス開催

 今年の1月から工事が始まった「羽曳野の家〈リノベーション〉」ですが、6カ月の工期を経てようやく完成しました。

 クライアントのご協力もあり、オープンハウスを開催することになりました。

■■■「羽曳野の家」オープンハウス開催■■■
日時: 7月3日(日)13:00~17:00
場所: 羽曳野市恵我之荘

お名前、E-mailアドレス(またはfax番号)を
ご連絡下さい。地図をお送り致します。
tel 06-6703-0181 fax 06-7500-5920
office@atelier-m.com

11 - コピー - コピー

 初めて連絡を貰ったのは2013年の4月。

 設計期間は32カ月。途中、本当に色々なことがありましたが、「あちこちでお茶できる家」の28カ月を抜いて、設計期間第2位。

 ちなみに、1位は「四丁目の家」で51ヵ月。ここまでくると仕事と言うよりは親族のような感じです。

15 - コピーのコピー

 30坪程ある平屋を、ダイナミックな一室空間にリノベーションしました。

21 - コピーのコピー

 色使いなどは、奥さんのセンスで、愛らしい、大きな洗面です。

 お子さんが3名、この夏には次のお子さんも……

13 - コピー

 スタート時には、年少クラスだった長男君。この春には小学一年生になりました。

 私の写真も、一方的、伯父目線です。

23 - コピーのコピー

 辺りには、田んぼも残るのどかな雰囲気です。

 興味があるかたは気軽にご連絡下さい。

文責:守谷 昌紀

『住まいの設計07・08月号』5月21日発売「松虫の長屋」掲載■

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【Events】
■5月30日~6月30日住まい情報センター4階
「宝塚の家」のパネル展示

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月19日発売に「野洲の家」掲載

『homify』6月8日「細工谷の家」掲載
『homify』5月26日「野洲の家」掲載
『homify(アラビア語)』5月20日「加美の家」掲載
『homify(韓国版)』5月18日「宝塚の家」掲載
『日刊住まい』「野洲の家」掲載
■『関西ウォーカー別冊「大阪ライフウォーカー」』3月22日発売に
「住之江の元長屋」掲載
■3月23日フジテレビ『みんなのニュース』「灘の高台の家」紹介
■2月23日フジテレビ『みんなのニュース』「松虫の長屋」紹介
『月刊ハウジング4月号』2月20日発売「野洲の家」掲載

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「羽曳野の家〈リノベーション〉」‐5‐臨機応変

 4月24日(日)14:00から、セミナーの講師をつとめます。

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 日本建築家協会主催で、会場は天六の大阪市住まい情報センター

 定員は100名ですが、現在の申込は50名程。昨年の半分だそうです。

 「済みません私の知名度不足で」と会場の担当者に言うと「ええ、タイトルがあまりだと思ってました」と結構ダイレクトな感想。

 「住まいは幸せの形」というタイトルにしたのですが、漠然としすぎていると言うのです。

 写真の露出があまり無いのでタイトルが全て。リノベーションをもっと前面に出した方が、受けが良いと言うアドバイスは聞いていました。

 新築も2、3軒取り上げるつもりでしたし、タイトルは私の哲学でもあります。やはり、受けの為のタイトルはいやだなと思っていました。

 しかし結果が全て。リノベーションに関しては、18年前から手掛けてきましたし、現在も3軒のプロジェクトが進行中。

 内容も、リノベーションを分厚くし、臨機応変に対応したいと思います。

 また、参加者の中から抽選で5月15日に「松虫の長屋」に私が案内します。

 時間がある方は、大阪住まい情報センターのページから是非申し込んでください。

30 - コピー - コピー

 告知が長くなりましたが「羽曳野の家〈リノベーション〉」です。

 近所に幼稚園があり、見事な藤棚がありました。

33 - コピー

 桜の後。この時期、藤の淡い紫は本当に美しい。

 品、高貴、そんなことを連想させます。

37 - コピー この日は午後からの打合せでした。

 娘さんのみ保育園で、長男君、次男君が、現場に遊びに来てくれました。

35 - コピー

 勿論、現場には危険が沢山あります。奥さんはお腹が大きいこともあり、気が気ではなさそうでした。

 私は、打合せをスタッフの田辺と監督に任せて、2人をつれて出ました。藤棚のある幼稚園が園庭開放していたからです。

39 - コピー

 お子さんを見たり、危険がありそうなら叱ったり出来るのは、私だけだろうと判断しました。

 私が現場に居る方が、良いのは間違いありませんが、迷いはありませんでした。

 田辺のキャリアも9年目に入りました。前打合せをしていましたし、今回の内容なら解決出来ると思っていました。

 何より、それがベストだと思ったのです。判断とは、常に覚悟です。

 しつこいですが、場の雰囲気を見ながら、臨機応変に話をするつもりです。良ければ是非セミナーにも。

文責:守谷 昌紀

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■『住まいの設計05・06月号』3月19日発売に「野洲の家」掲載■
■『関西ウォーカー別冊「大阪ライフウォーカー」』3月22日発売に
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■3月23日フジテレビ『みんなのニュース』「灘の高台の家」が紹介されました
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■セミナー:4月24日(日)14:00~16:00
(会場:住まいの情報センター3階ホール、定員100名)
「松虫の長屋」見学会:5月15日(日)14:00~16:00

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■『住まいの設計07・08月号』5月21日発売に「松虫の長屋」掲載■homify 3月2日に「松虫の長屋」が紹介されました
■homify 1月21日に「サンルームと吹抜のある家」が紹介されました
■homify(ロシア版)1月2日に「加美の家」が紹介されました
■homify 12月30日に「Shabby House」が紹介されました
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「羽曳野の家〈リノベーション〉」‐4‐屋根裏ほどワクワクするものはない

 今週末、大阪の桜はピークを迎えそうです。

 しかし今日は生憎の雨。花がおちなければ良いのですが。

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 「羽曳野の家」は構造補強が終わり、間もなく、サッシが付いていく段階です。

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 工事を担当してくれるのは「松虫の長屋」に続いて市川工務店

 そして大工工事も同じく「I親子」が担当してくれます。

05 - コピー

 電気工事の配線も始まっていますが、この家は屋根が高い。

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 よって、屋根裏も大きくなります。
 
 小学校に上がる長男君にも、少しのぞいて貰ったのですが、最高の笑顔で答えてくれました。

 この歳になっても、脚立を登りこの景色が見えて来た時、ときめきを感じます。

 フィンランドが生んだ偉大な建築家・アルヴァ・アアルトの愛読書は「ハックルベリー・フィンの冒険」だそう。

 男を駆り立てるのは、年代、時代を問わず、いつも答えの無い冒険です。

文責:守谷 昌紀

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■homify 1月21日に「サンルームと吹抜のある家」が紹介されました
■homify(ロシア版)1月2日に「加美の家」が紹介されました
■homify 12月30日に「Shabby House」が紹介されました
■homify(英語版)11月19日「加美の家」が紹介されました

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記