着工して3ヵ月半が経過した、「平野西アパートメントハウス」。
正式名称が決定しました。
「R Grey」
フォントは仮決定ですが、オーナーである弟も気に入っています。
Rは鉄筋コンクリート(reinforced concrete)の略、Greyはそのままでグレイ。
コンクリートは人がつくる石のようなもの。よって単純な色ではありません。
しかし、木の手摺もグレイとするので、キーワードとしました。
紅茶のアールグレイとかけたのですが、紅茶のほうは”Earl Grey” と書き「グレイ伯爵」の意味だそうです。
私が色々候補をだし、最終的にはオーナーである弟が決めました。以下がその他の候補です。
<スペイン語>
Casa Gris (カーサ グリス)→ 灰色の家
Techo Gris (テコ グリス)→ 灰色の天井
Pared gris (パレド グリス)→ 灰色の壁
<イタリア語>
Muro grigio(ムーロ グリジオ)→ 灰色の壁
<英語>
Grey Box → 灰色の箱
Grey Cube → グレイの立方体)
永住したいと思って貰うためには、名前も響きも大切です。
しかし、必然性のない名前は避けたいと思っていました。
ここで暮らす人が、この建物を好きになって貰えるよう、本気で考えたつもりです。
名は体をあらわすといいます。
イギリス貴族の名をかりたこのマンションで、豊かな暮らしが生れることを心から願います。
文責:守谷 昌紀