「ゲストルームのある家」-2-配管、配線

 解体工事が始まりはや2週間。

 足場が組み上がり、シートで覆われました。

 外観は大きく雰囲気を変える予定。楽しみにしています。

 改修につき、解体を始めないと分らない事もいろいろあります。ここはパイプスペースになっていました。

 パイプスペースとは、排水管や、ガス管が垂直に通るスペースの事です。

 壁内、天井裏には、その他にも給水管、電気の線など、様々な線、管が通っています。

 構造体を体に例えるなら、給排水管や電気線は血管や神経のようなものでしょうか。これらが機能しないと体は動かないのと同じです。

 改修工事は、現場に負うところが大きくなります。

 今回の棟梁はOさん。同い年の1970年生れで、とても快活な人でした。

 街道沿いには古い建物も見られます。 

 4階からは岸和田城も。

 色々な土地で仕事を出来るのが、この仕事の醍醐味でもあります。

文責:守谷 昌紀

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