「Shabby House」-13-素焼きレンガ

 外壁のレンガ貼りが進んでいます。

 最上部、コーナー部から貼り進めて行きます。

 面が構成されると、随分迫力が出てきました。

 振動を与えながら圧着しますが、全てを貼り終えると、今度は目地を埋めます。

 このレンガは厚みがあるので、目地底が深くなるようリクエストしました。

 そのほうが、より質感が伝わるのです。

 リビング・ダイニングのある2階は、奥がキッチン。

 部材が届き、ごった返していますが、追い込みの感じがでてきました。

 近くにある路面電車の駅は、撮影にも使われるようです。

 静かな街に、よく似合います。

 街この家があると、どんな風景になるのか。

 それを思いながらここまで計画を進めて来ました。

文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm