「伊東内科クリニック」-20-外壁塗装

 大阪もすっかり涼しくなり、夜は寒いくらい。

 昨日、天気は生憎でしたが、やっと足場が外れました。

 初めて養生シートが取れた日。遠くから建物に近づいていく時の気分は、なんとも言えないものがあります。

 「やっと!」と「大丈夫?」という感情が交錯するのです。

 光庭のルーバーがまだですが、これが付くと外観のイメージはほぼ決定します。

 外壁はケイカル板で大きな壁面を構成し、塗装で仕上げます。

 下地処理がすべて終わると、曲面壁部分にも色をつけます。

 塗装仕上げは、その下地処理が最も大切なのです。

 照明器具も取り付けが始まりました。

 計算上の照度は出るのですが、壁の仕上げ、壁の形状、床の仕上げなど等の条件に大きく影響を受けます。

 点灯してみないとなんとも言えない所があります。

 待合室の雰囲気も、イメージ通りに仕上がりました。

 この曲面壁にそって、ソファが入ります。

 後は家具関係を残すのみです。

文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm