「伊東内科クリニック」-11-中間検査

 今日で6月も終わり。明日からは2010年も後半戦です。

 しかしこの時期の現場は暑い。

 梅雨時なので、現場には雨除けのシートが張られています。これで風が抜けないのです。

 職人さんと話していると「幾ら水分をっても全部汗になり、トイレに行かない」と言っていました。

 2階は外壁面が出来上がりつつあります。光庭を囲んで、主要な空間を配置しました。

 この日は、昼過ぎから中間検査でした。
 
 建築基準法の躯体検査と、住宅かし保険の屋根工事の検査が同時に行われます。検査機関の方も当然大汗です。

 この柱の足元には、土台と柱を緊結するホールダウン金物。

 この耐力壁は、筋かいと構造用合板で構成されます。柱頭にはホールダウン金物。

 検査では主にこのような耐力壁と、屋根工事部を見て貰うのです。

 全て問題なく、中間検査の検査済証を貰えました。

 現在は光庭にハシゴを掛けて上り下りしています。

 途中かから待合を見下ろすと、R状の壁が良く分かります。

 土曜日の棟上式で、お札は現場の一番高いところに納められました。

 ここから内装工事が本格化していきます。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm