「池を望む家」-17-手直し、そしてエピローグ

 先日、内部の撮影を終えた「池を望む家」ですが、少し手直しが有ったので、見に行って来ました。

 工事は順調に進んでいたので、週明けには全てが完了しそうです。
 
 外観の撮影はお隣りが、竣工してからのなので、私はまだ何度かお邪魔することになります。

 監督と打合せを済ませた後、お子さんと遊んでいました。

 お父さんがコーヒーを入れる準備をしていると、急いで手伝をしてくれます。

 お湯を沸かすケトルも、なかなかに良い感じです。

 土曜日の午前中。特有の緩やかな空気もあり、心地よい時間でした。

 もし「家は誰のもの」という問いがあれば、家族のものと答えます。

 一人暮らしの人で、家には凄くこだわりがあると言う人も居ます。

 しかし、やはり家族の為に、すこしでも良い家を、少しでも良い空間を願うのだと思うのです。

 この家の中で、家族の歴史は紡がれ、受け継がれて行きます。

 そう考えた時、とてつもない責任を感じ、それと同じくらいの遣り甲斐を感じるのです。

文責:守谷 昌紀

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