「池を望む家」-7-外壁下地

 鉄骨の骨組みが完成したら、次は外壁工事です。

 壁内結露を防止する為に、外壁内に通気層を取るのベストです。

 防水を担う透湿防水シートの上に縦桟を打ち付け、その上に仕上材を張るのです。

 現在の住宅には、電気、電話、インターホン、LANケーブル等、壁内、天井裏には多くの配線が走ります。

 それらの工事は当然ながら、外、内とも壁が出来る前に済ませます。

 無いものをイメージしながら創って行く事は、簡単ではありませんが、そこがモノ創りの醍醐味かもしれません。

 床には、壁の中心線、通り芯を墨出しします。

 日本では、いまだに「墨壷」や「墨汁」を使いますが、外国ではどうしているんでしょうか。

 外壁の下地にあたる、間柱が303mmピッチで入いると、今度はサッシの取り付けです。

 この辺りまで来ると、クライアントも随分イメージし易くなると言います。

 竣工予定日は12月中旬。残すところ1ヶ月半です。

 遅れ気味なのがちょっと心配ですが。

文責:守谷 昌紀

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。