「私の家」‐9‐街に聞く

 前々回、地球と太陽の関係を書きました。

 地球上のどこにあるかが分かれば、季節ごとにどのような角度で日があたるか分かります。

 しかしこれは理論上でのこと。これに、周辺環境を加味して、本当の意味での日当りが分かることになります。

 そのためには。まずは近隣建物の調査。

 これを模型で起こして行きます。

 環境を把握して採光を検討。
 
 平面計画、断面計画を進めて行くのです。

 環境と向かいあい、クライアントの幸せを求めて、プランを探っていく。それこそが、設計という行為だと考えます。

 春分の日なら真東から太陽は上がります。

 冬至なら真東から南に30度の位置から。(東南東)

 夏至なら真東より北に30度の位置から。(東北東)

 大阪なら、風は西から吹きます。

 住宅が周辺環境から受ける影響は、非常に大きいもの。

 設計をする上での、大きな手がかりなのです。

 【ここまで掛かった費用】-単位は円-
【A】<土地その他諸費用小計(税込)> 28,768,797
【B】<建築工事費>
【C】<施主支給>

□□□ 以下は明細 □□□
 【A】-1 <土地> 27,500,000
 【A】-2 <土地関係の諸費用> 1,268,797
—-
  小計 【A】28,768,797
 
    【A】-2 <土地関係の諸費用>の明細
    固定資産税精算 80,347
    土地仲介手数料 929,250
    司法書士 事務手数料 105,000
    不動産売買契約書印紙代 15,000
    登記費用(土地移転) 244,200

文責:守谷 昌紀

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