「黒壁の家」‐6‐横断幕から愛を込めて

 昨日、子供を連れて現場に寄りました。

 タイミングが合えば、出来る限り連れていくようにしています。建築中の現場はそれ程魅力のあるものです。


 現場では、大工の棟梁が作業中でした。

 休日返上で仕事する事のが、常に良いことだとは思いません。しかし、連休2日目に現場へ出てくる職人に、悪い人は居ない気がします。

 決して工期が切羽詰っている訳ではありませんから。

 こちらは、敷地の形状が特徴的です。

 それに合わせ、理想的な中庭がとれました。

 LDKとつながる和室は、将来、親世帯との同居を可能に。

 なにせ、テーマは「孫が遊びにきてくれる家」。全てにおいてスパンが長いのです。

 当面この和室は、ご主人が食後ゴロゴロするスペースになるかもしれません。 中庭を介して、ダイニングやキッチンとも視線で繋がっています。

 防水シートが貼られ、建物の輪郭が分ってきました。

 シートの上には当事務所の横断幕。

 妻が「向いの人は、いつもアトリエmっていう字を見る事になるんやね」と。

 何でも控えめの方が良いのですが、少しは宣伝もしなければなりません。

 建築はもっと自由なものなんだ、というメッセージを込めて。

文責:守谷 昌紀

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