「ゲストルームのある家」-6-オリジナル

 この計画も、いよいよ終盤になってきました。

 玄関は勿論家の顔です。

 こちらのお家では、スチールの錆び仕上げとしました。

 鉄で扉を作り、それを錆びさせます。その上に透明な塗料を塗るという仕上げ。錆というのは、鉄の酸化物ですから、酸素との接触を絶てばそれ以上酸化は進みません。

 クライアントが現場に見えたのが、透明の塗料を塗る前でした。その時点では、ただ錆びたドアがあるだけ。「打合せで見たようなものになると想像出来ない」という感想だったのです。

 それで、まずは最終の仕上げまでして、その上で確認して貰うことになったのです。その結果、無事OKを貰う事ができました。

 建物の部材は既製品化の一途をたどります。扉関係は、その最たるものと言えます。既成品は大量生産品と言い換える事ができます。同じものを事前に確認することが可能なのです。

 どの家もが完全に一点ものだった時代から、車、家電製品と同じように、同じものを見てから買える家が増えました。どちらにも長所、短所はあるでしょう。オリジナルである事を良しとする、私達の家づくりでは先のような課題があるのも事実です。

 最終的には、どのような家づくりが、住まい手の幸せに最も貢献できるのかに尽きるのですが。

文責:守谷 昌紀

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3月19日(火)大阪の住まい力アップ:第1回 リフォーム・リノベーションコンクール ■で「住之江の元長屋」が戸建部門、最優秀賞を受賞しました

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■6月29日(土)、30(日) ASJ建築家展に参加
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■3月11日(月)オウチーノに「劇的ビフォーアフター」の匠たちとして紹介
4月9日(火)リフォーム産業新聞「住之江の元長屋」掲載

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