「サンルームと吹抜のある家」-2-地鎮祭

 地鎮祭も色々な催し方があります。

 今回は、神主さんに来て頂きました。

 私が着いた時には、すでに立派な祭壇が出来上がっていました。

 四方払い。

 続いて私の仕事。

 「エイ、エイエイ」の掛け声で、刈り初めの儀。

 穿初(うがちぞめ)の儀は、クライアントが鋤(すき)を入れ。

 施工者が鍬(くわ)を入れます。

 式典は滞りなく終わりました。

 クライアントは小学生の頃、すぐ近所に住んでいました。

 一学年下でしたが、ソフトボールではバッテリーを組んでいたこともあります。

 お兄さんは私の一つ上の学年で、今でもあだ名で呼ばれます。

 必然的に、参列者も顔を知っている人の比率が高く……

 乾杯の発声が回ってくることがあるので、どんな話しをしようか考えていたのです。

 しかし、神主さんが流れの中で進めてくれました。

 いらぬ心配だったのです。

文責:守谷 昌紀

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