「Shabby House」-17-レンガ三様

 「Shabby House」は色々な素材が使われています。

 レンガやタイルも多く使われていますが、最も特徴的なのは外壁です。

 外部足場がようやく外れました。

 リビングの飾り棚の上部は、大判のタイル。

 エントランスを入ってすぐの飾り壁は、古レンガを使っています。 

 レンガやタイルは職人が、一枚一枚手作業で仕上げるもの。
 
 やはり手の跡が残り、味わいがあります。

 一般的なクロス貼りと比べると、10倍くらいの費用が掛かります。

 それに値するよう、どこに、どのくらいの面積を貼るのか、慎重に考える必要があります。

 子供部屋の腰壁は杉板にペンキ塗りです。

 コンセプトにあるのは、パリのアパルトメントですが、この部屋はイギリスっぽい感じになったかもしれません。

 予定を大きく遅れ、竣工を年明けに持ち越してしまいました。

 本当に申し訳なく思いますが、それを払拭するには、良い建物にする以外にありません。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

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