「伊東内科クリニック」-19-サイン

 夕方は秋らしい雰囲気がやっと漂いだしました。

 外壁の曲面部分が形になってきました。

 この曲線が待合室まで続きます。

 現場は、家具などの詰めの段階に入っています。

 クライアントより「診察券などの事があるので、ロゴやマークの先に決められれば」という話しがありました。

 前回は全体の打合せを済ませたので、今回はマークのイメージを見て貰いました。

 元のイメージから、改善を加えて行きます。

 最後は実物大で、現場に貼り付けてチェック。

 デザインイメージは、患者さんの話しに耳を傾けるお医者さんです。

 最終形ではありませんが、とてもいい反応を貰いました。

 設計の途中で、ロゴなんかはどうすれば良いですかと質問があった時「気に入って貰えるかは別にして、まずは提案させて下さい」と言います。

 建築に係わるものは全てデザインしたいと思っています。

 勿論、餅屋は餅屋なので、グラフィックデザイナーを上回ることが出来るとは思っていません。

 しかし、全体を設計しているからこそ見える部分もあると思っています。

 出来る事は何でもやります。その言葉に、一切嘘はありません。

文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

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