梅雨明け以来、晴天が続きます。
朝からコンクリートの受入検査に行ってきました。
今日は基礎部分の打設です。
生コンが届くまで、ポンプ車のホース位置を調整したり、コンクリートを均すトンボを作っていました。
ミキサー車が到着したら、まず試験用の生コンを準備します。
スランプの計測(軟らかさを示す数値)は、15±2.5cm内でクリア。
空気量も4.5±1.5%の規定量です。
カンタブという試験紙で、塩化物量を測定しました。
塩分量が多い場合、鉄筋を腐食させてしまいます。
強度試験を行う試験体は合計6本、1週間後と4週間後用です。
夏場は気温が高く、打設面の温度も高くなってしまうので、湿らす程度の水をまきながら進めます。
ホースの側でバイブレーターを使って生コンを流し、その後をトンボやコテで均していきました。
基礎が立ち上がり、建物の形が現れ始めるのです。
文責:田辺 幸香
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm