「伊東内科クリニック」-5-解体

 地鎮祭の日取りが、5月15日(土)に決まりました。

 解体も基礎の底版、ベースと言われる部分の撤去に入りました。

 鉄筋をより分けるため、コンクリート塊をクラッッシャーという重機で砕きます。資源として再利用するためです。

 先頃開幕した上海万博が建設ラッシュの頃。鉄が不足し、鉄骨の値段が跳ね上がりました。私が仕事をはじめた15年前と比べて1.5~1.8倍です。

 その他の物で、そこまでの変動したものは無いので、最も市場に影響され易い材料と言えます。

 より分けた鉄筋を、ガスバーナーで焼きる部分は、また手仕事。

 解体は、本当に危険な仕事です。  

 地鎮祭に向けて、現場は急ピッチで進んでいます。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

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