「池を望む家」-19-写真撮影

2010年 3月17日(水)

 竣工から1年3ヶ月。外観を撮影に行ってきました。

 もう工事が終わるという時期に、隣地の新築工事が始まりました。ずっとシートが掛かっていたのでこの時期になったのです。

 2008年末の竣工時から、その間に娘さんが一人増えました。本当に嬉しいことです。

 2歳になった上のお兄ちゃんは、熱烈歓迎してくれました。

 彼は設計している最中に生まれたので、生まれた時からの付き合いです。今回はオープンデスクの学生と機嫌よく遊んでくれました。

 こちらの家は、名前の通り池のほとりに建ちますが、外観は池越しのカットで決まりです。

 望遠レンズになるので、アナログだとジャバラが風を受けるからと、道具がデジカメに変わりました。

 この道数十年の著名な写真家ですが、内部はアナログ、外部はデジタルと、その分岐点になりました。

 2日ほど前から満開の対岸に咲く桜。

 1階の書斎から、2階のリビングからと、どこからも目を引きます。

 池の急な斜面に張り付く様は、野生ならでは。

 クライアントは、これも含めてこの敷地を選んだのです。

 写真の出来上がりまで、1、2週間。池越しのカットはどんな出来上がりになっているのか。楽しみにです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

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