2010年 3月17日(水)
竣工から1年3ヶ月。外観を撮影に行ってきました。
もう工事が終わるという時期に、隣地の新築工事が始まりました。ずっとシートが掛かっていたのでこの時期になったのです。
2008年末の竣工時から、その間に娘さんが一人増えました。本当に嬉しいことです。
2歳になった上のお兄ちゃんは、熱烈歓迎してくれました。
彼は設計している最中に生まれたので、生まれた時からの付き合いです。今回はオープンデスクの学生と機嫌よく遊んでくれました。
こちらの家は、名前の通り池のほとりに建ちますが、外観は池越しのカットで決まりです。
望遠レンズになるので、アナログだとジャバラが風を受けるからと、道具がデジカメに変わりました。
この道数十年の著名な写真家ですが、内部はアナログ、外部はデジタルと、その分岐点になりました。
2日ほど前から満開の対岸に咲く桜。
1階の書斎から、2階のリビングからと、どこからも目を引きます。
池の急な斜面に張り付く様は、野生ならでは。
クライアントは、これも含めてこの敷地を選んだのです。
写真の出来上がりまで、1、2週間。池越しのカットはどんな出来上がりになっているのか。楽しみにです。
文責:守谷 昌紀