今日から12月がスタート。今年も1ヶ月を残すのみとなりました。
慌ただしいのが年末ですが、いらぬ用事が増えていました。先月のアメリカ行の際、カメラのレンズを1つ壊してしまったのです。
普段はコンパクトデジカメ、ペンタックスのOptio P70を持ち歩いています。
このサイズにしては27.5mmの広角レンズである事、黄や緑の発色が自然な所が気に入っています。
広角とは簡単に言えば広い範囲が映るという事です。
建築写真では、更に広い範囲が映る超広角というレンズが必要になってきます。迂闊にもそれを道路に落としてしまったのです。
落としてしまったレンズは、シグマの14mm。これで撮ったタイムズ・スクエアです。
この時はすでに落とした後で制御がきかず、若干ピンボケですが、画角が広く、奥行き感がでます。
同じようなアングルから、レンズを変えて撮りました。
タムロンの 28-300mm は様々なアングルをカバーできる便利なレンズ。全く画角が違うのが良く分かります。
ニューヨークについて2日目。
シーグラムとレバーハウスを撮った後、完全に浮かれていました。
そこから、グッゲンハイム美術館へ移動する途中に落としてしまいました。
レバーハウスと、グッゲンハイムの外観を比べると、急に迫力がなくなっているのは、その為なのです。
新たに買った超広角は、キャノンのTS-E 17mm。あおり補正のついた優れものです。
今週初めにようやく届きました。
キャノンの5D MarkⅡに付けるとこんな感じ。横にあるのがタムロンです。
これをペンタックスで撮ったのがこの写真で、 反対に、1枚目のペンタックスはキャノンTS-E 17mmで撮りました。
レンズ、メーカー、機種で写真は全く違うものになるのが良く分かります。
当事務所のwebサイトで、撮影者のクレジットが無いカットは私が撮影したもの。良ければ見比べて下さい。
道具だけでなく、撮影者によっても写真は全く違ったものになります。
カメラは本当に奥が深いのです。