6月も中旬に入りました。
今日は降ったり止んだりでしたが、今年の梅雨は雨が少な目なのでしょうか。
7月中頃までみるアジサイ。
この時期、街にこれ程アジサイが植えられているのかと驚きます。
前回UPした写真の中に、濃いオレンジの花を付けた木がありました。
ある現場でも見かけ、美しい花だなと思いよく見るとザクロの実がなっていました。
小さい頃はあちこちで見たのに、すっかり忘れていたのです。
先日、長男に「全く知らない人から、家を建てて欲しいと言われたのはいつ?」と質問されました。
「吉松歯科医院」の院長は、直接の面識はありませんでしたが、高校の同級生を介しての相談でした。
「城陽の家」も同じ構図で、後輩の司法書士を通してのオファーでした。
全く関係性が無いと考えれば「加美の家」、「サロンのある家」あたりまで、待たなければなりません。
「加美の家」のクライアントが相談に見えたのが2005年の5月で、創業して10年目でした。
いずれのクライアントも、理解のあるキャパシティの大きな人で、この頃から色々なことが動き出した気がします。
2007年頃だったか、NHKの「プロフェッショナル」で、サラ金問題にいち早く取り組み、社会派弁護士として活躍した宇都宮健児さんが紹介されていました。
昔は人付き合いが苦手で、顧問契約が取れず、弁護士事務所をクビになったそうです。
その彼が心に支えにしていたのが、大分で荒れ地を開拓した父の口癖だったそうです。
1年2年じゃ花も咲かなきゃ芽もでない
でも10年待てば必ず実がつく
日本という国は、このような真面目で、勤勉な人達に支えられていたに違いありません。
アトリエmはこの6月で、21年目に入ります。ただただ懸命に働いた10年。色々な経験をさせて貰った次の10年。
そしてここからの10年は、成長の10年にしたいと思っています。
しかし人数は4名から一向に増えません。
10年、腹をくくって私達と働きたいという人はどこかに居ないのだろうかと思います。
必ず実が付くのですが。